昨年10月に別れたダンナがあの世に行き

子どもたち(すでに30代後半)がそれを知ったのは

火葬されてから20日ほど後のこと

それから5カ月が経過した

 

素人考えの自己満足の遺言書が出てきて

周囲は困惑している

不動産を含むすべてを、子どもたちにはやらず

2歳下の妹に全てを相続するという内容だった

8歳下の妹は無視された形

 

これを読んだ妹は頭を抱えた

包括遺贈により、全てを相続するか、放棄するしかなくなった

遺留分を請求した際は、すべて現金で支払わなければならない

不動産を現金化できないかの時間稼ぎの末

放棄するという判断になった

 

その手続きというか、話し合いと書類の引き渡しを、今週末にするという

その際、たぶん、いくらか現金で欲しいと言ってくるはず

気の毒ではあるが、憂慮することはない

ただ、ダンナの面倒を看て、看取ってくれたことは感謝している

いや、私としては関係ない

それは子供たち、とりわけ、長男の感情による

彼が、どういう判断をするかだけだ

 

ただ、不動産を子供たちでどう分配するか、管理するか

現金がどのくらいあって、どのくらいの相続税を払うかわからないうちは

安易に返事はできない

金融割合が少なすぎて、相続税を払ったら

どのくらいが手元に残るかもわからない

地道に働いてはいるが、貯金などないだろうし

 

話は聞くだけにして、返事は保留

全て持ち帰るように伝えた