ごんがなくなる一週間、いや、10日ほど前から仕事にいけなくなった。

確かに仕事は辛かった。

でも、ごんがもうそう長くはないと感でわかっていた。

母が、

「もう覚悟しとかんばねえ」

とポツリといった。







私も覚悟はできているはずだった。



あまり亡くなったその時は泣かなかったと記憶している。


いま、朝、仏様にお参りして、次にごんにお水と、ごんが生前、途中まで食べていたカリカリフードをやるとき、ポロポロと涙がこぼれる。







パソコンを新しく買った。


同期した。



ごんの写真がたくさん出てきてみれなくなった。



いまこの記事を書いている今も涙があふれてしょうがない。






ごんの苦手だった洋服を昨日洗った。

母が「取っておく分だけとっとけば」

といった。



一枚も捨てるものはない。




ごん、ねーちゃん、なんもできんばい。