少し汗をかいて目が覚めた
今日もまた夢を見た

外の日の眩しさに朝が来たことを知らされる
置いたままの椅子とピンクのコップ

今日もまた君が来ると思ってもいない気持ちに
もう何度朝を迎えたのだろう

また明日が最後の嘘にしたくなくて
君の声を信じた僕に
どうして君は嘘をついたのだろう

今日は綺麗に上を見上げてる
ひまわりの花にこぼす涙が
この陽で君に届くのかな

でもひまわりが上を向くわけは
せめて土でいてくれた君に
ひまわりが精一杯恩返しをしてくれているのかもしれない
力一杯咲くこのひまわりもいつかはきっと枯れてしまう

また来年も君に届けたい
だから僕はまた涙をこぼしてしまう
でも少しだけ
このひまわりを見てると変われる気がする
だから今日は綺麗な水をあげよう
君に届けと少しだけ僕も笑ってみよう

君に届いた時 降る雨が少しでも綺麗な水であって欲しいと願いながら



み☆