昨日の朝7時半、実家の父から電話
こんな時間に電話なんてめずらしすぎる、きっと何かあったんだ
「どしたん?なんかあった??」
「おお、、ちょっとしんどいんや、病院連れってってくれへんか・・」
聞くとめまいがして立てず、歩くのも難しいとのこと
頭痛はないと
旦那さんが、慌ててる私をみて「運転心配やから」とすぐにドライバー役をかってくれて実家に向かいました
道中、父のかかりつけ病院の救急がどこか調べたり、どこに車つけるのがいいか調べたり、、
実家に行くと父が奥の和室で小さくなって苦しそうに寝てました
身長が高く姿勢がよく、娘にとっては自慢のじいじが丸まって顔色悪く寝てる姿は怖かったし悲しかった
病院に連れていこうと思うけど全く動けず結局救急車を呼ぶことに
救急車乗るの、2回目やなあ、、
昔、母が脳梗塞した時か、尿管結石したときか、どっちかもう覚えてない
救急車の中で父の心電図をみながら救急隊員の方が「狭心症がありますね、心電図の波形は狭心症の人特有のものになってます、でも今、命に別状がある様子はありません」と説明して下さりまずはホッとしたものの
「ただ、ひどいめまいがありますから脳神経外科のある病院を探します」と言われまた心配が・・
実家から10分強で着く大学付属病院に到着後すぐ父は運び込まれ頭のCT、血液検査をされたようで、その間、私は受付などの手続きをして救急待合室で待ってました
とりあえず歯はみがいたけど、顔も洗ってないや、、お腹すいたなと思い、コンビニでパンとコーヒーを買って食べました
昨日、私のガンのことが一段落したと思った途端、父がこんなことになるなんて、、となんだかぼーーっとしてしまいました
大阪の会社に勤める弟が、途中で知らせを聞いてすぐに病院にきてくれました
といってももう10時も回ってたかな
看護師さんが点滴をうけてベッドで眠ってる父のそばの椅子に通してくださり、2人でじっと父のそばに座ってました
なんともいえない時間でした
母が亡くなった時のことを思い出したり、いつか父とお別れしないといけない未来のことを考えたり、人はいつか天国にいくっていう事実を思い知らされたり、、頭と胸がいっぱいでした
検査の結果、脳梗塞などはなく、血液検査に問題もなく、きっと三半規管になにかあるのだと思うがまだよくわからない、一旦近くの耳鼻咽喉科でしっかり診てもらってほしいと救急室の担当医から話がありました
(その頃には父のめまいは良くなり、顔に赤みもさし、歩けるくらいに回復してました)
そして「狭心症」の薬が処方されてるにも関わらず、父がそのお薬をちゃんと飲んでなかったことが判明
そんな父のことをぴしっと怒ってくれた救急室の担当医の方には心から感謝です
「このまま飲まなければ確実に脳梗塞になって残りの人生を不便に過ごさないといけなくなります」とゆわれた父はさすがに神妙な面持ちに
言われた通り耳鼻科でちゃんと診てもらって、必要なら脳のMRIなども撮ってもらった方がいいよね
人間ドックもちゃんといってほしいからお願いね
と父に頼みました
父は母が亡くなってからそれまで欠かさずいっていた人間ドックにいかなくなってしまったので
父が救急車で病院に運ばれたのが8時半
歩けるようになり病院を出たのが14時でした
このまま入院にならなくてよかった
手術などが必要な大きなことにならなくてよかった
一緒に家に帰れることがとても嬉しかったです
父は78歳
まだまだ元気でいてほしい、必要な人
父がいなくなったらどうしよう、そんなの怖すぎる
私はまだまだ娘で子供なんだな、、、