なぜ東京に帰らず広島に一人残ったのかと言うと、どうしてもここに行きたかったんです。

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広島平和記念資料館

広島に投下された原子爆弾についてその当時の惨劇を詳しく知ることができる重要な施設です


中学3年の時に修学旅行で一度だけ来たことがあるんですが、その時は時間が限られていてちゃんと見て回ることはできませんでした。
それで今回、広島にしかも戦争の舞台をやらせてもらえるというまたとない機会なので、舞台責任者にお願いして残させてもらいました。


この日は休日ということもあって多くの方が訪れてました。
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僕が見かけた半数の方が外国の方で中には泣いている方々もいらっしゃいました。
広島の想いがこうやって世界に伝わっていくんだなぁと

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戦時中に兵器や武器に使うための鉄屑を国民に呼びかけたチラシです
神風特別攻撃隊の文字がいつになく重くリアルに感じました。


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これは資料館の入口に置いてある時計です。
ですが、ただの時計ではありません。

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広島に原子爆弾が投下されてから本日までの日にちと、最後に世界が核実験をおこなった日から本日までの日にちを表している時計です

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中学の頃よりもより多くのことを感じ取りました。
あの頃もかなりの衝撃を受けましたが、今回はあの頃以上の衝撃と悲しみ、そしてこれらを見て悲しむことしかできない自分の無力さを実感しました。


だからこそ、今回このような舞台をやらせてもらえるということにもっと意義をもってみなさんに戦争というものを身をもって伝えて行こうと思います。

原爆ドームの写真は一枚も撮りませんでした。
あれは写真で見るものではなく、実際に自分の目で実物を見るものだと判断したからです。










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