2020年10月27日(火)
横浜スタジアム
ベイスターズ 9-2 ジャイアンツ
勝 大貫晋一 10勝5敗
負 戸郷翔征 8勝6敗

ハマの超新星、見参!

4点リードの8回裏1アウト。
万雷の大拍手を浴びて、背番号6がバッターボックスに向かった。

2002年1月28日生まれ。
静岡県静岡市出身の18歳。

桐蔭学園高校から2019年ドラフト1位で入団。

球団としては2011年の北方悠誠(栃木ゴールデンブレーブス、ロサンゼルス・ドジャース・マイナー)以来の高校生1位指名。
神奈川の高校からのドラ1は、2009年の筒香嘉智以来。

走攻守揃った逸材の獲得に、熱き星たちの心は躍った。

与えられた背番号は6。

クリート・ボイヤー。
高木由一。
高橋眞裕。
中根仁。
多村仁志。

球団史を彩ってきた名選手たちが背負った番号に、その期待と使命の大きさを感じさせる。

「一軍の試合に出場して、結果を出すことが目標です」

精悍な笑顔の中でも、現実を見据えた目標を設定して、18歳の青年はこの1年を闘ってきた。

そして、チャンスが巡ってきた。

キャプテン佐野恵太の負傷欠場を受けて、初の一軍登録即初出場。

相対するは、160km右腕チエゴ・ビエイラ。

「凄く速いなと思いました」
しかし臆することはなかった。

強く振り抜いた打球は、レフトフェンス直撃。
自慢の快足で二塁を陥れた。

「もう少しパワーがあれば入っていた。もっとトレーニングしないと」

ルーキーの初打席初ヒットとは思えない感想に、その大物ぶりがうかがえる。

緊張と興奮のなか、2000本安打達成間近のジャイアンツ坂本勇人から祝福の言葉をかけられ、はじめて笑顔がこぼれた。

「めちゃくちゃ嬉しかったです」

球団は違えどかつての高卒ドラ1の大先輩。
そして、球界を代表するショートストップにして背番号は6。

「石井琢朗のようなショートになれる」(神奈川担当スカウトの稲嶺茂夫)

ジャイアンツベンチからは、その石井琢朗コーチもその瞬間を見守った。

DAZN解説席には、多村仁志。

縦横無尽にハマの歴史が交錯する夜となった

その後、バッテリーエラーと大和の三塁打でプロ初得点。

昨日までは憧れだった一軍メンバーからの祝福を受けた。

試合後は指揮官と、記念のボールとバットを手に記念撮影。

「やっぱり大勢の方に見てもらって、応援してもらって、すごく嬉しかったです。また応援してもらえるように頑張りたいです」

パーソナルスローガンは、明月之珠(めいげつのたま)。
暗闇でも自ら光を放って照らす明月のような宝玉のこと。

どんなときでも、光を放ち続ける存在に。

令和の背番号6は、大いなる未来への第一歩を記した。

横浜に新たな星がまた一つ。

出た出たついに
必殺バットマン
白い弾丸打ち込んで
ガッツポーズだ

かっとばせ! 敬斗!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号6。
森敬斗。

Keep shining even in the dark
明月之珠。

心をひとつに。
BECAUSE WE ARE FAMILY.