2019/07/04(木) 横浜スタジアム
ベイスターズ 7-2 タイガース

勝 大貫晋一 4勝3敗
負 ランディ・メッセンジャー 3勝6敗

ベイスターズ先発はドラ3ルーキー大貫晋一。

前回先発登板のイーグルス戦では、打者7人に4安打3四球。

1アウトも取れずにノックアウトされるという前代未聞の屈辱を味わった。

タイガース打線から14のアウトを奪い、5回裏2アウトまでこぎ着けた。

相対するはジェフリー・マルテ。

「思い切り腕を振ってこい!」

戸柱恭孝のリードに応えたルーキーのフォークボールが鮮やかに決まる。

渾身のピッチングで三振を奪い、ガッツポーズ。

クールな男が、歓喜の雄叫びでベンチへ凱旋していった。

「嵐のカリビアン」ネフタリ・ソトが、ルーキーの奮闘に応える。

セ・リーグ単独トップの25号ホームランを、弾丸ライナーでタイガースファンの陣取るレフトスタンドに突き刺す。

6回表からは、一昨日のヒーロー左腕がマウンドへ。

圧巻のピッチングで、タイガース打線を翻弄していく。

「マウンドでの顔が強い!」

「投げるボールが強い!」

DAZN解説の掛布雅之が、絶賛する彼のピッチング。

ハマスタのボルテージがグングン上がっていく。

6回裏には、戸柱恭孝の今シーズン第1号。
久々登場の女房役が力強い援護射撃。

8回までの3イニング。
打者9人を33球。
最後はダブルプレーで閉めた。

鮮やかかつ力強いピッチングが横浜の夜空に冴え渡った。

そして8回表にベンチに戻った彼を、先頭で迎え、労をねぎらったのは、キャプテン筒香嘉智だった。

「この筒香君のキャプテンとしての配慮が素晴らしい」(掛布雅之)

8回裏には、中井大介の移籍後初のハマスタでのホームランで決着あり。

小さな大魔神 山﨑康晃まで休ませることが出来た。

今日も、ヒーローインタビューの中心は彼だった。

「大貫は毎回いいピッチングをしてくれている。その後だったので、1点も取られないという気持ちで投げました」

背番号14は、強く強く、頼もしい。

痺れるような連戦の中で鍛えられた男の顔だ。

「中継ぎ陣を休ませることができた」

勝ちパターンのリリーフ陣を総動員しながら惜敗した、前日の雨の延長戦。

その悔しさも吹き払う快投だった。

ルーキー大貫晋一の4勝目で、横浜スタジアムのタイガース戦での4年ぶりのカード勝ち越し。

更に、一昨日のドラ1ルーキー上茶谷大河の勝利とあわせた同一カードの新人先発投手の勝利は、チーム63年ぶりの快挙。
(1956年9月23日、ドラゴンズ戦ダブルヘッダーで、松井武雄、秋山登が記録)

カード初戦は、2アウト満塁の大ピンチを。
そしてこの日は、3イニングを完璧なリリーフ。

この2つの記録の要は、背番号14に他ならない。

幾重にも意義が広がる大きな大きな勝利。

彼は更に、新たな扉を開けた。

横浜のブルペンには、今、この男が居る。

左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 健大

横浜DeNAベイスターズ。
背番号14。
石田健大。

GRATITUDE.
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。

Go Beyond the Limit.