2018/08/17(金)  横浜スタジアム
B7-5C
勝  三嶋
負  一岡
S  山﨑


どんな高名な作家でも、どんな優秀なジャーナリストでも、書くことができないドラマを、この目で見てきた。

3点ビハインドの8回裏。
大和、柴田竜拓、ホセ・ロペスの3連打でノーアウト満塁のチャンス。

ここまで好投を続けてきた野村祐輔をマウンドから引きずり下ろした直後。

ハマの四番。
侍の主砲。
そして、我らのキャプテンが打席に向かう。

一岡竜司の初球を、剣豪の様に鋭く振り抜いた一撃はライトスタンドへ一直線。

横浜の夜が熱く燃え上がるグラウンドスラム。

宮﨑敏郎、ネフタリ・ソトも、レフトスタンドへアーチを描き、6者連続安打に3連続ホームラン。

両チームの選手も、ベンチも、そして全てのファンが思った。

去年の夏の再来だ、と。


2017年8月22日。
横浜スタジアム。
筒香嘉智、ホセ・ロペス、宮﨑敏郎の3者連続ホームランで、サヨナラ勝ち。

8月23日。
梶谷隆幸のツーベースヒットでサヨナラ勝ち。

8月24日。
倉本寿彦の内野安打でサヨナラ勝ち。

首位を快走するカープ相手に、3連続サヨナラ勝ち。

チームはここから勢いに乗る。

ジャイアンツとのデッドヒートを制し、2年連続のクライマックスシリーズ出場。

タイガースとの泥の中の決闘を制し、1stステージ突破。

真っ赤に染まるマツダスタジアムで、カープ相手に4連勝。

19年ぶりの日本シリーズ出場をもぎ取った。


「筒香さんは常に“チームのために”と言っている。2軍に落ちた時、自分のことよりチームのために何ができるか、改めて考えた」(今永昇太)

キャプテンが訴え続けてきたのは、フォア・ザ・チーム。

「矢印を外に向ける」ことが、チームに浸透してきている。

「前の打者の皆さんが必死に繋いでくれた」

ヒーローインタビューでも、キャプテンの軸はぶれることはない。


そしてファンに誓った。
「明日も、明後日も、勝てる様に頑張ります。最後まで全力で戦います」

借金11からの逆襲が始まった。

横浜の夜は熱く熱く燃え続ける。


横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ  筒香
さあ打て  筒香
飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせ  ホームラン

GO  GO  TSUTSUGOH!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。

VAMOS A SEGUIR ADELANTE!
前に、前に、積極的に行こう!

VICTORY is WITHIN US.