2018/07/08(日)  阪神甲子園球場
B1-0T
勝  井納
負  岩貞
S  山﨑


両チームの先発、リリーフ陣がまさにがっぷり四つの投手戦。

緊迫の投手戦は、相手エラーでもぎ取った虎の子の1点を守り抜いたベイスターズに軍配が上がった。


今シーズン初の先発マウンドに立った彼は気合が違っていた。

「直球がすごくよかった。こういう時の井納さんは、ちゃんとやってくれる」
この日、バッテリーを組んだ嶺井博希が嬉しそうに語る。

「本職」とも言える先発マウンドで大きな身体が躍動する。

5回2/3を無失点。
奪三振5。
投球数100。

本来の実力からすれば、まずは彼本人が満足していないだろう。

だが、彼のとっての嬉しい「開幕勝利」となった。

1986年5月1日生まれ。
東京都江東区出身の32歳。

木更津総合高校、上武大学を経て、NTT東日本から、2012年ドラフト3位で入団。

ルーキーイヤーから先発ローテーションに食い込み、存在感を見せつけた。

威力のあるストレート。
力のある変化球。
抜群のスタミナ。

そして、愛嬌のあるコメント。

いつの日かついたニックネームは「ハマの宇宙人」。


2016年にはシーズン開幕投手に、クライマックスシリーズ1stステージ先発、ファイナルステージと全てで勝利投手に。

大舞台への強さも見せたが、試合後半に捕まることもしばしば。

そうした中指揮官は彼にセットアッパー転向を命じた。
だが、結果は残せなかった。

屈辱の二軍降格の中で、彼は1つの金字塔を打ち立てる。

2018年7月1日。
横須賀スタジアム。

ファーム公式戦ながら、ノーヒットノーランを達成。

堂々たる結果で、一軍先発マウンドをもぎ取り凱旋してきた。


ベイスターズの今年のウィークポイントは先発投手陣。

逆に言えば、そこが整えば十分に追撃が可能だ。

雨は上がった。
宇宙人は私だ。

セ界の中心に、彼が戻ってきた。

これからが、横浜の季節。

昨年以上の誰も見たことがない、ドラマの幕開けだ。


戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ  ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号15。
井納翔一。

KEEP ON ATTACKING.
どんな状況でも弱気にならず、強気で攻め続ける。

VICTORY is WITHIN US.