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B5-6S(延長11回)
勝  松岡
負  砂田

取って取られてのシーソーゲームは、両チームのブルペン陣の力投により延長戦に。

あってはならないミスが引き金となり、悔しい敗戦。

ガルフェスに詰めかけたファンの声援はため息に変わった。

「ハマスタのお客さんはね、野球のツボみたいなものを良くわかっていらっしゃるですよ。だから、どこの球場よりも声援がすごい。応援でスタジアムの雰囲気が変わってしまう。そんな球場はここだけです。選手としてはこんな有難かったことはないし、敵として戦う時は本当に嫌だった」

ベイスターズOBの佐伯貴弘は、過日解説席でしみじみと語った。

4回裏の逆転劇はまさにその姿だ。

「この光景。満員のスタジアム。今の選手達が本当に羨ましい。選手の活躍もそうですが、球団の皆さんの努力のお陰です。僕らが現役の時も球団の方々は本当に努力して下さった。でも僕らがそれに応えられなかった」

佐伯貴弘だけではない。
ホエールズ、ベイスターズのOBは異口同音に語る。
だからこそ、この苦境を脱してまずは勝たねばならない。

それに必要なのは燃えるようなガッツと、相手を上回る執念だ。

延長11回裏。
彼は代打で打席に立った。

不動のリードオフマンとして背番号1を与えられた今シーズン。
不調により、現時点ではレギュラーを失っている。

だが彼は下を向いていない。

ベンチにあっては常に笑顔。
大きな声でチームメイトを鼓舞し続ける。

この日もフォアボールで出塁。
ツーアウトからは果敢なヘッドスライディングで盗塁に成功。

スタジアムの空気は一変する。

このガッツ。
この気迫。
この心意気。

これこそが、今のベイスターズに一番必要なものだ。

これがあれば、必ず結果はついてくる。

今だクワ喰らいつけ
燃えろガッツマン
突っ走れどこまでも
勝利を呼ぶ男

横浜DeNAベイスターズ。
背番号1。
桑原将志。

何があっても下を向くな。
勝利を目指して駆け抜けろ。

VICTORY is WITHIN US.