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B2-7C
勝  中村祐
負  今永


突然の訃報に誰もが耳を疑った。
鉄人・衣笠祥雄さんが上行結腸がんのため逝去された。
71歳だった。


カープ黄金時代の中心選手。
2215試合連続出場。
国民栄誉賞も受賞。

努力の人だった。
忍耐の人だった。
そして、笑顔の人だった。


カープの鉄人の最後の仕事場は、横浜スタジアム。
4月19日のベイスターズvsジャイアンツで解説をされていた。
生涯現場の人だった。

2000年代にはベイスターズの監督候補との報道も度々された。

両チームに縁の深い鉄人が見つめるハマスタには、優しい雨が降っていた。

暑くもなく寒くもない。
優しい雨は、鉄人の笑顔そのもの。


偉大な先輩への恩に報いるのだ。
カープ打線は、初回からベイスターズ今シーズン初先発の彼に襲いかかった。

ベイスターズも反撃するが、いい当たりが野手の正面をついたり、大飛球がフェンス際で失速したりする。

だが、これも野球。


本来のピッチングが出来なかった彼は、ベンチで悔しさを噛み締めた。

「帰ってきた感じはない。ポジションを奪いに行く」
だが、結果を出すことは出来なかった。

多彩なコメントからついたニックネームは「投げる哲学者」。

哲学は現実に生きなければ意味がない。
彼自身が一番よくわかっているはず。

次は勝利の結果で、彼の哲学の語録が更新されるはずだ。


左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ  攻めろ  昇太

横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。

やられたらやり返せ!
ハマのエースの復権を、皆が心待ちにしている。

VICTORY is WITHIN US.


衣笠祥雄さんのご冥福を心よりお祈りします。