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B2-1S
勝 今永
負 原樹
S 山﨑康
セ・リーグ後半戦がスタート。
痺れる接戦をものにして、快勝。
本拠地ハマスタで、最高のスタートとなった。
先発の今永昇太は、快調なピッチングを続けるも、7回表にピンチを招いて降板。
わずか2つのアウトを巡って、両軍死力を尽くした攻防が繰り広げられた。
スワローズは、代打の代打を2回繰り出す。
ベイスターズは、加賀 繁、田中健二朗、スペンサー・パットンと必死の継投で無失点で切り抜ける。
7回裏のベイスターズの攻撃は、3者凡退。
こうなれば、流れがどちらに行くのかは誰にも想像できない。
そして迎えた、8回表。
ハマスタにギターソロの切ない音色が響き渡る。
ハマのセットアッパーが、リリーフカーに乗って、颯爽とマウンドに向かう。
連敗ストップをかけて目の色変えて向かってくるスワローズ上位打線を、見事3者凡退で打ち取り流れを堰き止めたのが、俺たちの選手会長だった。
岐阜県多治見市出身。
県立岐阜商業、法政大学、JX-ENEOSを経て、2013年ドラフト4位でベイスターズに入団。
デビュー戦は、2014年3月28日。
神宮球場の開幕戦。
大学の後輩・三嶋一輝が2回9失点と崩れた後、3回を無失点に抑える敗戦処理の役目。
本拠地デビュー戦は、4月2日。
大リーグから復帰して移籍してきた尚成がジャイアンツ相手に3者連続ホームランを打たれた後、登板。
自ら作ったノーアウト満塁のピンチを無失点で切り抜ける、度胸満点のピッチング。
しかしこの日は、当時のストッパー山口俊が滅多打ちをくらい大逆転負けとなってしまう。
中畑清監督は、2つの決断をする。
山口俊の先発転向のためのファームでの再調整。
そして、彼の後任ストッパーとして、強心臓のルーキーを大抜擢することだった。
その策は見事にハマる。
不安定だったストッパーが決まり、ベイスターズは輝きを取り戻していく。
Aクラス入りは惜しくものがしたが、この年優勝したジャイアンツに唯一勝ち越したチームとなった。
選手たちの顔つきが変わってきたのも、この年からだった。
時にはサイドスローで、
またある時には、スリークオーターで、
千手観音投法とも評されるピッチングスタイル。
涼しい顔をして、飄々と快速球を投げ込む姿を見たファンが付けたニックネームは、浜照大三上様。
前半戦は、これまでの勤続疲労から打ち込まれるシーンもあったが、
もう大丈夫だ。
「今年、優勝するのは、ベイスターズです!」
主砲にしてキャプテンの筒香嘉智が、
後半戦開幕マウンドを任された今永昇太が、
ヒーローインタビューで宣言した。
そして、頼れるセットアッパーの投球がなければ、この優勝宣言はなかった。
暗闇を手探りで進む
鼓動の音に導かれ
旅がどこで終わるのかなんてわからない
だけど それが始まる場所だったらわかる
(Avicii Wake Me Up)
横浜DeNAベイスターズ。
背番号35。
三上朋也。
その手で勝利をたぐり寄せろ!
THIS IS MY ERA.
