東京・神宮前のダイアローグ・イン・ザ・ダークに参加してきた。

このイベントを知ったのは、2011年春。
脳科学者の茂木健一郎さんが雑誌で取り上げているのを見てから。

ずっと行きたいとは思ってた。
だがその直後、私自身がメンタル不調に陥り、それどころではなくなっていた。

休職し、適切な治療を受け、復職した。
生まれ変わった自分に待っていたのは、新しい友人達との出会い。

その友人の1人にチケットを取ってもらった。

丁寧で優しいスタッフさんのご案内で、一期一会となる8人の仲間とイベントはスタートする。

アテンドスタッフは、視覚障がいを持つ女性。
優しく声がつくりだす安心感で、参加者の緊張が解きほぐれていく。

生まれて初めて手にする白杖。
少しづつ光が失われ、真っ暗闇の中、声をかけ合い、協力しあって、時間が過ぎていく。

暗闇で手にする白状の安心感。

地面の感覚を五感で感じ取れる喜び。

夏の草の匂いは、少年時代に遊び回った多摩川土手や、肝試しで行った近所の墓地を思い出させた。

ふかふかの芝生は、広大な野球場のグラウンドを思い起こさせた。

見えないはずの視覚も含めた五感が 
気持ちよくフル稼働していく。

背中合わせで語り合った。

飲み食いしながら、皆で語り合った。

暗闇なのに、皆、明るかった。


自分を掘り下げ見つめ直すイベントかと思ったら、そうではなかった。
自分を解き放っていく、純粋に楽しいエンターテインメントだった。

終わったあとは、その日出会った4人で小宴。
この日のイベントを肴に、大いに語り合った。

この神宮前会場は、諸事情により近く終了してしまうという。
残念だが、最後に参加出来て良かった。

イベント自体は、今後も続いて行くという。

スタッフの皆さん、
ご一緒させて頂いた皆さん、
ありがとうございました\(^^)/