2009年ドラフト会議。横浜ベイスターズは地元横浜高校の筒香嘉智の一本釣りに成功する。

長く続く真冬の時代に一条の光が指す。

球団は最大の期待を込めて、左の強打者の称号背番号55を与える。

しかし、当の本人は
「僕の憧れは、高校の先輩の鈴木尚典さんです。背番号51が良かったな」と、発言でも大物ぶりを発揮。

球団は一年目はファームでじっくり育成する方針を出した。
当時の二軍打撃コーチは、鈴木尚典。
憧れの大先輩の指導のもと、才能の芽を伸ばし、ファームで見事ホームラン王に輝く。

シーズン最終盤で一軍昇格を果たし、ハマスタ最終戦では、見事なプロ初ホームランを放つ。
長い長い厳冬に耐えたファンは、そこに希望の光を見た。

紆余曲折を経ながら、日本を代表するバッターに成長した筒香を見て、ベイスターズOBの野球解説者・斉藤明雄さんは、
「軸の強さと柔らかさが、鈴木尚典によく似ている」と、顔をほころばせる。

ハマのキャプテンは、侍ジャパンの押しも押されもせぬ四番打者になった。
闘う相手は世界だ。

王貞治。松井秀喜。イチロー。
野球というジャンルすら越えた左の大打者の領域に近づきつつある。

ドジャー・スタジアムにアーチを描け!
その名を世界に轟かせろ!

横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ、筒香
GO GO TSUTSUGOH\(^^)/