政府が悪いのか、ルールを守らない企業が悪いのか。
やっぱり当然に、企業の不正だよ。
企業の不正です。
今回の車事業の場合は、「大量生産」されるものには適用されます。
道路運送車両法における自動車型式指定規則の違反。
愛知県の有名自動車メーカーへの本社立入検査は前代未聞。
いつから不正してたのかな。
10年超えてたら、悪質だと思う。
それまでに、誰か社内で言うでしょ。
ダイハツの不正時に、どうして自らもすぐに点検しなかったのかにも疑義はありました。
「対岸の火事を眺める人(ダイハツの不祥事は他人事で自分には関係ないし、バレてない)」しか、もはや社内に居ないのかな。
誰も「看板を守る」意識は無い。
ヒャリハットの原則、忘れたのかな。
ダメだよ、車のリーダーなんだから軽視しちゃ。
とても残念なことです。
多くの場合、不正は社長交代時に発覚します。
社長交代から1年。まだまだ不正公表が続いています。
不正が過去にあったとして、そのまま令和6年も引き続き不正していたことになります。
どっかで止めていたら悪質とまでは言えないと私は思います。
誰かが是正したと、判断できるからです。
令和6年1月に政府から指示され、5月31日期限だった書類。
それ以前に、内部告発があった印象も受けます。
不正はダメです。
お客さんは車に乗っています。
命に関わった時には、必ず裁判になります。
全国ネットで、判決が出るまでインターネットに記録が残り続けます。
家族を失った被害者は、必ず訴訟して来ます。
命も運ぶ車です。
許してはダメなんです。
「出来ない日」があっても、「やらない日」は来ない。
やらないなら、法律で決められた指定試験をやらないなら車を生産することは出来ません。
試験をして型式指定を受けてからの出荷になります。
不正車種のうち、20%を愛知県の自動車メーカーが法律を守らずに管轄省庁に申請を行い続けていました。調査はまだ継続しており、申請期日を過ぎて最終調査報告するそうです。
検査は、基本、社員だよ。
国内で正社員がやらないと不正することが多い。
責任が重い割に、やらされ感です。
あらゆる電気メーカーで検査部門を海外に外注したり、国内で外注したり、派遣会社社員の有資格者が検査したりと。
ものすごい量の不正が起き、いくつかは裁判になりました。
お客さんが怪我をしたからです。
今や、その全ての企業で製造を止めて工場を閉鎖しました。
製品を辞めたか、規模を縮小したか、工場を閉鎖したか、事業ごと海外に売却しました。
検査を疎かにするのは、致命的な反社会的な行動です。
お客さんが怪我をするからです。
反社会的とは、ルールを守らない事も含みます。
他の会社では出来るなら、その会社と事業提携したり勉強会をお願いして講師で学習の機会を作ってもらったり。
謙虚に、ライバルから学べば良いと思います。
頭を下げなければ、不正し、不正を見逃し、不正を見逃した者が出世します。
結果、リコールや改修、メンテナンスの経費のかかる仕事を増やして売上減少を引き起こし、過剰経費となって赤字に転落します。
そのうち、メンテナンス隊員たちが疲弊して退職し体を壊しパワハラ騒動が起きて社内トラブルが多発し、優秀な人材まで退職して品質が落ちます。
持ち堪えるかは、「愛社精神」だけです。残ったメンバーでリカバリーし、やる気のある新参者を受け入れて再建するのがセオリーです。
不正を見逃した、その多くの企業は会社ごと売却されました。
社会的役割を見失っています。
お客さんを欺いて、社内出世に努力するメーカーからは電化製品であれ自動車であれ買いません。
今、正直に社内報告しなければ、二度目はありません。
小さな飲食店が行政庁から立入検査されたならすぐ倒産します。
大手だからと、タカをくくれば会社ごと売却されます。
MRJは、型式証明を取れなかったんですね。
ご指摘いただき確認しました。ありがとうございます。
私の認識が間違っていました(前回ブログ訂正済み)。
勘違いは、「国内検査はOKが出た」です。
試行飛行していたので、国内の型式証明は取れていたと勘違いしました。
正確には、「型式証明できる飛行機(Certifiable Aircraft )」として、国内で許可されました。
型式証明を取った訳では無いです。
さらに、日本とアメリカの2カ国同時で型式証明を取ろうとして、取れなかった。
主な原因は「体重オーバー」「耐用性の機能の未改善」などです。
今年になって「MRJ失敗から学ぶ講座」なるものが始まりました。
嫌な話しです。
いつか、どこかでMRJをもう一度挑戦したい猛者が現れたら転職したいです。
それまで、英語の勉強と飛行機用語の勉強は続けます。
業務知識はあるけど、英語がイマイチなレベルです。
収益計算も出来るけど、納期も管理できるけど、開発部門に設計図の書き直しを言いに行く自信あるけど。
相手が外国人で日本語ダメなら、伝わらない。
英語をクリアしないと、2,000万円の年収で問題を解決できずに裁判沙汰になろうとした労務費騒動の二の舞です。
このニュースも県内を驚かせました。
言い分は、イーブンでした。どちらも正しいです。
飛行機の受注から見てたから、挫折がもったいない。
でも、納期を守れずあらゆる企業の社会的立場の方々の昇格を奪っていました。
注文を出した側の発注者にも株主がいて、株主総会でMRJ発注に意見する株主が増えていました。
そんな報道も流れてました。
MRJに関わっていたすべての人々は、この事実を自ら知る努力をしていたのかな。
人生が変わってしまいました。
MRJ初飛行の日も、本当はエアコンの調子が悪くとても寒かったとか。
そのニュースは1年かもっと後になって公表されてました。
とてもお客さんを乗せられるレベルでは無かったと。
2015年は、私が転職先でシステム化したリリースの年です。
同志として、共感しながら努力を見守っていました。
納品した私と、遅れてでも初飛行したMRJ。
再事業時には、「M」と「J」は残してほしいです。
あと少しだった飛行機ダイエット。
痩せるために書き直していたら、IT技術が進んでまた体重オーバー。
最後は、「やる気あるのか、いや無いな。」と分かるぐらいの体重オーバーでした。
耐久性も低くて、とてもじゃないけど飛ばせない。
素人でも分かるレベルの「ルール守る気のない人が書いた設計」でした。
国際線規定の機体重量が39トン。
MRJは6年かけても機体重量39.6トン。
600キログラムのダイエット(機体重量を軽くする設計図の修正)が出来ませんでした。
私は、再開するなら本気でトレーナー付けた方が良いと思います。
飛行機にダイエットのためのトレーナーです。
MRJを人間に見立てて、しっかりどこの贅肉を落としてないのかトレーナーがチェックするのが良いと思います。
コンピューターやインターネットは人間に見立てて、プログラミングされています。
特に、脳の神経回路を解析しながら新技術を開発しています。
こちらも、オタクが集まりすぎると盗撮や盗聴がフリーとなるAI解析が使われます。
予め、AIに人間で言う「自制心」「理性と言う名の知識」「コンプライアンス」をプログラミングさせる必要があります。
「バレなきゃいいや」は、子どもの発想です。
バレるよ。
バレるために、インターネットは進化しました。
「覚えてない」「やってない」「脅してない」「同意はあった」と嘘をついたからです。
監視カメラに一部始終、撮影されています。
不正アクセスも、不正ルートを防犯カメラとMIXして追跡できる技術も開発されました。
バレてるよ。
特に車は、車好きが多いから。
実際にユーザーがテスト走行してます。
また、事故に遭いそうになったときに、性能と違うとの投稿も時々見ます。
詳しくは、分からないのでスルーして来ましたが、割と去年あたりから出てるので気にはしてました。
出来る範囲でまずは正そう。
管轄省庁の指示は守ろう。