義母86歳。
腎不全末期と心不全でホスピスに入所中。
「お婆ちゃんの顔、一回見に行っとくわ。」
と言って、
娘が小学校に入学以来仲良くしてもらっている母子が
義母が入所している施設を訪問してくれた。
私の友人で義母を見舞ってくれる人は、
この親子くらいかな・・・
訪問したときは夕刻で、
義母は、ちょうどポータブルトイレに移動させてもらったところだったので、
終わるまで外で待っていた。
そろそろ終わったかなと、
私が様子を見にはいったら、
今度はベットに移動させてもらったところだった。
きちんと座れていなかったので、ヘルパーの方が、
座りなおさせようとしたら、嫌だったらしく、
「ええ、自分でする。」
と手を振り払った。
激しいなあ・・・とちょっと驚く。
ヘルパーさんが排尿物を捨てに行っている間に、
義母に、
「ちょっと貼ってくれるか?」
と腰に湿布を貼るのをたのまれた。
私に頼んだことに、また、ちょっと驚く。
(家にいるときから、ヘルパーさんに頼んでも、
私にたったの一度も頼んだことがないので。)
よほど、このヘルパーさんにやってもらいたくないんだろうか・・・
と思ってしまう。
友人が来てくれているので、
「○○さんが来てくれてるよ。」
と伝えて、よくわかってるのかと思ったら、
入ってきた姿を見ても、最初は全然わからなかった。
娘の友だちの名前が義母の耳に届いて、
やっと母の方の顔を認識できた。
娘の友だちは、小学校のときこそしょっちゅう来て、よく顔も知っているが、
中学、高校時代にあまり見ていないせいもあり、顔の認識ができなさそうだった。
しばらく座って話をしていたが、
途中、
さっきのヘルパーさんが、ハンガーに干した靴下をもって入ってきたら、
「今、持ってこんといて。」
とあからさまに嫌そうな顔をした。
プライドの高さゆえ?
なんで、そこまで嫌がるのかな・・・
と不思議な気がした。
この人嫌いなんですか?
と心でつぶやいてしまう。
その日は、
たまたま義妹の夫(娘の夫)も同窓会で来ていたため、寄ってきてくれたとか。
家にいるよりも、訪問者は多いかも?
友人に言わせると、
「(義母は)家にいたころよりもずっと元気そうに見える。」
とのことだ。
家にいたら、身体の清浄さえままならなかったからね・・・
日々の体調管理のほか、さまざまなケアをこまめにしてもらい、
小綺麗になっているし、
常に話しかけられているから、
人の好き嫌いはあったとしても、鬱モードに入ることもない。
夕食前に
「また来るね。」
と帰宅。
もう、絶対家には帰れないなあ・・・