義母86歳。
腎不全末期と心臓肥大をかかえて、
ベット生活を続けている。
その義母、
1月4日に86歳の誕生日を迎えた。
そして、
今年最初になる
午前中、訪問看護、
午後からヘルパーさんが来られる日だ。
珍しく朝から、機嫌よく起き、
朝食も食べる気満々だった。
毎日『パン』の人だが、
正月は『もち』
と決めている。
決めごとは大事な人だ。
もち、4日目。
今日も、もちでいい。とのことで、
「1こ?2こ?」
と聞いたら、
「2こ」
とかえってきた。
そして、しっかり食べた。
看護師さんは、状態を心配してこられたが、
「頭、洗う。」
と洗ってもらう気満々で、
「トイレに行った後も、苦しいのうなった。」
(ポータブルトイレに移動するだけで、
息が上がって苦しかったようだが、
浮腫から大量に体液が漏れ出して後、
楽になっている)
などと言っている。
今日で10日分の抗生剤は飲み終わったが、
足の甲の炎症はひいてない感じなので、
看護師さんは、
医院が休みに入る前日にいただいた
炎症をおさえるアズノール軟膏を塗って、
「まだ医者は休みだから、
もし痛むようなら電話してくれたら、
来るからね。」
と優しい言葉をかけてくださっていた。
そこへ、遅くに起きてきた娘が
「おばあちゃん、おたんじょうびおめでとう。」
と入ってきたものだから、
みんなに囲まれて
誕生日を祝ってもらって
ますます嬉しそうな義母だった。
鬱っぽくなることがある義母だが、
今まさに『躁状態』といった感じだ。
体調をみてもらって、洗髪してもらって、
昼食もしっかり食べた。
腎不全だといろいろと食事制限があるところだが、
主治医は、
もうこの年だし、
あれダメ、これダメといっても逆に無理だと思うので、
好きにしたらいい。
などどおっしゃる。
出す食事は少し気を遣うものの、
『食べたいものは止めない。』
ことにしている。
三幸製菓指定であられを買って来て欲しいと
頼まれたら買ってくる。
退院してしばらくは、
三食もままならず、
おやつ命の人が、
全く間食しなくなっていたのに、
今では、
三食食べて、
あられをポリポリ食べていたりする。
誕生日当日は、
娘がひつこくケーキを請求するので、
ヘルパー帰宅後、
ケーキを買ってきて誕生日を祝う。
さすがにあられをポリポリ食べていたので、
ショートケーキを食べたのは半分だったが、
夕食も完食だった。
『ホントに腎不全末期だろうか?』
とみている限りは思う。
でも、
足の浸出液(体液)もれは続いている。
本人、足をみて、
「ちょっとへっこんだ。」
などど言っているが、
悪くなってもよくなっているようには見えないので、
複雑な気分で、包帯とパットの交換をする。
本人は息の苦しさが減って
治っていってる。
などと思っているが、
主治医は、
曇り空にちょっと晴れ間がのぞいた。
くらいに思っている感じだ。
『息が楽になってよかったね~』
くらいは言うが、
治っていってるわけではないんだろうな。
などど思ったりもする。
これからどうなっていくんだろうな・・・
義母を見ている限り、
すぐに何かが起こりそうには思えないけれど、
主治医の
「いつ何が起こってもおかしくない」
という言葉は、
心の片隅にいつもあるのだ。