義母85歳。
ベットからベットそばのポータブルトイレにしか動かないので、
誰かが面倒を見る必要がある。
基本、義母の面倒をみているのは、
連絡先の名前の横に(同居人)
と書かれている嫁の私だ。
私以外に面倒を見てくれる身内は、
遠く離れたとこに住む義妹(長女)一人しかいない。
1泊で、娘と出かけることになっていたので、
デイにもショートステイにも行かない義母のお世話は、
無理にでも義妹に頼むことにする。
出かける日の朝も、
義母はベットとポータブルトイレの間に座ってしまい、
立ち上がれなくなって呼ばれた。
義妹は11時には来てくれることになっていたので、
朝ごはんを用意、片づけ、トイレの処理をし、
足の傷パットの交換をたのんで出かけた。
『足以外は調子よさそうですね。
先生の話はなんだったのかしら・・・。
脅かされた感じ!?だわ。』
ってラインが来て、
私との温度差にちょっとびっくりした。
私が伝えた、先生の言葉は、
『もう部分的対処は難しいので、
透析的処置をして身体自体何とかしないと傷も治らないと思われる。
本人が入院して、いろいろ処置されることがオッケーなら紹介状を書く。』
というものだった。
『先生の話に反して、傷がなおるといいのだけれど。』
と返しておいた。
日曜日の夜遅くに帰宅するので、
義妹は、月曜の昼までいてくれるとのことだった。
月曜の朝、義妹は、
こんこんと、入院することを説得したという。
おそらく入院したら、管で繋がれた状態になるはずだと私は思うのだが、
入院して身体なおして、
自分でトイレに行けるようになって帰ってきたらいい。
みたいなことを説明した模様だ。
やっぱり、なんか温度差。
それとも、
わかっている上で母親にそういう風に話してるんだろうか?
真意が読めないので、
「帰る前に主治医の先生に話聞いてみてくれる?」
と診察券を入れに行った。
診察室で待っている間に、
遺産相続の話をしてくる。
母親は私に譲るみたいことを言ったかもしれないけど、
土地もお金もちゃんと半分こにするよ。みたいな・・・
父親の土地をもらい、
土地を整備するのにかかる費用はすべて母親に支払いを要求して、
母親の持ち物はきっちり半分みたいな話。
ちょっと気分が悪かった。
仲良くしたい。
と言うが、
義母が死んでも仲良くできるかどうかは、
神のみぞ知る。
主治医の話は、
24時間管を繋いでゆっくり水をぬく透析のやり方があるということ。
入院先は透析専門の病院だったから、
処置をはじめてもらえるかと思った。
心臓を治す必要があるなら、
入院先から紹介すると思っていたとも。
いまさら循環器に紹介しても、
腎臓がこんな状態だから、
検査をくりかえして治すという状態ではないし、
実際、耐えられないと思う。
どこに紹介しても、
もうどうしようもなくて、返されることになる可能性は高い。
とのこと。
私は、理解できる。
しかし、義妹は、
「腎臓がなんでこんなになるまでわからなかったんかな?」
などと言っている。
いやいや、
私は、ずいぶん前から言ってるって・・・・・
本人が透析断ったのも知ってるやん。
と思う。
毎回これが見納めかも。
と覚悟して帰るが、
予想外に調子が良さそうなので、
気抜けする感じがする。
などど言ってみたりもする。
まあ、いまのところ、
食べて出す。ができてるからね・・・
義妹を駅に送って帰宅。
昼食を作る。かたづける。
トイレの処理をする。
慌てて送ったから、医者に支払いに行く。
帰って、
「本当に、入院する気があるの?」
と聞くと、
説得されただけあって、
「しゃーない。」
と返ってきた。
「入院したら、24時間針刺してる状態になるけど、
それでも大丈夫?」
と聞いてみる。
絶句した。
嫌に決まってる。
義母が受け入れられるとは思わない。
とりあえず、
つっこんで聞くのはやめた。
そして、
夕食を作る。かたづける。
トイレの処理をする。
足の傷パットを交換する。
義妹、着替えたと言ってたけど、
娘のパジャマ着せてるし。
義母も自分のじゃないって気づかなかった?
ちょっと溜息。