【映】風が強く吹いている | ミッチャム☆キングダム

【映】風が強く吹いている

12/11に西宮OSにてフリーパスを使用。

あまり期待はしてなかったんですが、他の人が書いたレビューとか見たら評判はいいし、
もうすぐ公開が終了するということもあって、観てきました。

原作(小説・マンガ)ともに未読。

/////////////////////////////////////////

$ミッチャム☆キングダム
風が強く吹いている
(公式サイト→ http://www.kaze-movie.com/index_pc.html

解説: 直木賞作家・三浦しをんの同名小説を映画化した青春ストーリー。箱根駅伝出場を目指す大学陸上競技部員10人の奮闘を描く。監督は『次郎長三国志』などの脚本家であり、本作が監督デビューとなる大森寿美男。致命的な故障からはい上がる元エリートランナーを『ROOKIES -卒業-』の小出恵介、孤高の天才走者を『バッテリー』の林遣都が演じる。胸に迫る熱い青春模様と、箱根駅伝を忠実に再現したリアルなレースシーンが見どころ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)。ひざの故障で陸上の道をあきらめた元エリートランナーにして、寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上競技部にスカウトし、ひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を実現させようとする。(シネマトゥデイ)

/////////////////////////////////////////


ただ走るだけの駅伝映画。

一応、競技(レース)モノなんですが、
「かっ飛べ!
 マグナーームッ!」


とか、“魅せる”場面があるわけでもなし。

考えられるのは、「最下位から一気にゴボウ抜きで首位に!」ってシチュエーションくらい?
水上を走ったり、壁を走ったりするわけでもないし。

「走る」という行為に、「魅せる」要素が思いつかない。
強いてあげれば、「走るフォームの美しさ」くらい?
速ければいいってもんでもないしねぇ。

どこに面白さがあるのか、イマイチ想像できない。
















そんなふうに考えていた
時期が俺にもありました

$ミッチャム☆キングダム-時期がありました

これがまた、期待せずに観ていたせいもあり、なかなか良かったです♪


まず初っ端から。
寛政大学4年生のハイジさん(小出恵介)にスカウトされてて、竹青荘にやってきた
主人公のカケル君(林 遣都)ですが、風呂なしトイレ共同ながら、まかない付きで
3万円という破格の家賃。

この竹青荘が、かつて自分が住んでいたアパートに近い物があり、思い出補正が
入って、ちょっと泣きそうになりました(´Д⊂
もう18年も前か・・・高校を卒業して、新聞奨学生として独り暮らしを始めた時、
ちょうど こんなカンジのアパートに住んでました。

まぁ、自分のことはさておきw

こんな破格な家賃の理由は、「実は、ここって陸上部の寮なんだよね~w」ってこと。
安い家賃で住める条件の一つに「毎日5km走ること」という掟もあるそうで。。。

で、「箱根駅伝に参加する」というハイジ先輩の策略にハメられてしまったメンバー。
しかし、誰も文句は言わない。
毎日食事を作ってくれたり、みんなが嫌がるトイレ掃除をしてくれたり、大事な試験が
ある日の朝に起こしてくれたり、「みんなのオカン」的な存在であることを知ってるから。
ただ一人、カケルを除いては。。。

「アンタら、箱根をナメてる! 素人が頑張ってどうにかなるもんじゃない!」
高校時代に本格的に陸上をやっていたカケルには、陸上経験がない他のメンバーが
箱根駅伝を目指すなんて無謀以外の何物でもない!、と憤慨する。
陸上をやってる人間の中でも出れるのは、選ばれた一握りだけなのに・・・と。

しかし、ハイジさんには考えがあるみたい。
とりあえず、翌朝からみんなで河原まで走りこみに。

和気あいあいとスタートする中、一人マイペースで走りだすカケル。
「まぁ、初日だし、こんなくらいかな」と後ろを振り向くと、そこには余裕で追いついてきた
ユキ先輩(森 康)が!?
法学部で司法試験に合格済み、見た目はガリベン先輩なのに、息も切らしてない。

「走るなんて、人間だったら
 誰でもできるだろ?w」


そして、驚くカケルに尋ねる。
「お前は走ってるときに何が見えているんだ?」
答えられないカケル。

その答えは後半の駅伝シーンになって、ユキ先輩自身によって明らかにされる。
「カケル・・・お前はこんな風景を見て走ってたんだなぁ」
それが観てる方にも伝わってきて、またちょっと泣けてきた(´Д⊂


一番の泣き所は、神童(橋本 淳)のエピソード。
「神童」というのはニックネームで、本当は「杉山高志」という名前があるんですが、
ド田舎の村では成績もスポーツも一番でき、「神童」と言われてきたものの、東京の
大学に来てみれば、それは「凡人」レベルであることを思い知らされる。
でも、毎日往復10キロの道のりを歩いて通学していた実績をハイジさんに認められ、
竹青荘(陸上部)にスカウトされたんですけどね。

その神童が本番の駅伝を走りきった後に、ハイジさんがどこかに電話をする。
「神童、お母さんだ。終わったら連絡するって約束してたんだ」
初めは電話に出ることを渋っていた神童。
電話口ではお母さんが泣きながら、
「TVにお前が映ってるのを見て、『みんなはガンバレ~!』って応援してたけど、
お母さんは『もういいよ、やめてもいいよ』って言ってたんだよ」

これは、ちょっと泣きそうになりました。
。・゚・(ノ-`)・゚・。

ちなみに、このお母さん(声だけの出演)は、和久井映見さんが演じてました。
(エンドロールを見て「え?出てたの?」って驚きましたが)

その他にも、チョイ役ながら豪華な顔ぶれ。
 ・寛政大学事務局員:高橋ひとみ(友情出演)
 ・東京体育大学陸上部コーチ:近藤芳正(友情出演)
 ・カケルの高校時代の陸上部監督:寺脇康文(特別出演)
 ・ハイジの主治医:鈴木京香(特別出演)



ストーリーにあんまり恋愛話が絡んでなかったので、それが良かったかも。
(ちょっとだけありましたけどねw)
純粋にスポーツ映画として楽しめました♪


ちなみに、主役の「林 遣都」くん。
ミッチャム☆キングダム
「はやし せんとくんと脳内変換されるのは自分だけ?
ミッチャム☆キングダム
正しくは、「はやし けんと」くんです。
「遷都」ではなく「遣都」ですのでご注意。

(´⊆`;) 誰も間違わないって?

人気ブログランキングへ

風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)/三浦 しをん

¥860
Amazon.co.jp

風が強く吹いている 1 (ヤングジャンプコミックス)/三浦 しをん

¥540
Amazon.co.jp