この間の芸術鑑賞会の余韻は予想以上に後を引いている模様。
興味なさそうに見えた生徒たちの心にも、しっかり届いているようで。
音楽ってすばらしいね。
そして、そのゴスペルグループの方々が、生徒に向けてこんなメッセージをくれました。
「夢をあきらめないで。やりたいことがあるなら、無理だと思っても追いかけてみて。」
メンバー1人1人が挨拶してくれたけど、みんな、自分の経験をふまえながらそう言った。
ありがちな言葉、月並みな言葉に聞こえるけど、
夢を諦めずに、追いかけて追いかけて、そうして夢を叶えたその人たちの言葉は、
密度が濃くて、だから生徒たちに届いたのだと思う。
芸術鑑賞会の後、あまりの素晴らしいステージに超感動した私は、
そのグループのサイトを見てみた。
夢を追う、とは言っても、たまたま歌がうまい人が、たまたま集められたグループなんだろうと思っていたけれど、、、
なんとまあ輝かしい経歴。
バークリー音楽院とか、海外の音大を出てる人が何人もいた。
たまたまうまいんじゃなくて、ちゃんと勉強してきてる人たちだった。
たまたま夢が叶った人たちじゃなくて、本当に追いかけて追いかけて、夢を叶えた人たちだということがわかった。
彼らの言葉の密度が濃かったのは、ただ運だけでそこまで到達したわけじゃなく、ちゃんとした裏付けがあったからだった。
それで、今日の話。
今日、今まで専門学校志望だった生徒が、突然東京の大学に行きたい、と言い出した。
もともと、本当は消防士になりたかった。
諦めて違うものになろうと思ったけど、この間の芸術鑑賞会を見て、あの人たちの話を聞いて、
夢を追いかけてみたいと思った、と。
この生徒が単純だと受け取る人もいるかもしれないけど、私はそうは思わない。
うまく説明できないけど、あ、この言葉は真実だ、と、私は感覚的に受け取った。
ちょっと話が逸れるけど、進路指導をしていて一番嬉しいのは、合格するしないということよりも、生徒が自分の人生を、自発的に考えようとしていくこと。
あ、スイッチ入ったな、ていう瞬間て、なんか分かる。
そのタイミングは人それぞれで、早く気が付く子もいるし、受験に失敗して気が付く子もいる。
例え受験に失敗しても、それで自分の人生に向き合っていくためのスイッチが入るなら、それはその子にとって絶対に必要な学びなんだと思う。
大切なのは、自分で気が付いて、あ、自分の人生自分で作っていかなきゃいけないんだ、と自覚すること。
そして、じゃあ自分は何をやりたいのか、どうやって生きていきたいのか、を考えて、そのためにやるべき目の前の一つ一つのことを着実にこなしていくこと。
そうやって生きていれば、途中で方向転換しても、失敗しても、それを糧にしてまた新しい道を作っていくことができると思う。
少なくとも自分は納得できるはず。
あっぱれ、なのは、ありきたりでシンプルな言葉なのに、説得力という付加価値を付けられる彼らの歌と言葉。
なんていうか、本当にいいものは、専門家でない人(この場合音楽を勉強したことのない人)の心に届く。
そして、本当に魅力的。
この人たちは本当に音楽が好きでやってるんだな、歌に魂込めてるんだな、てのが伝わった。
感動する音楽てのはこういうこと。
全身で音楽を奏でてる、という感じ。
まとまらないから、おーわり。