4月5日水曜日
『Waiting bar 銀杏坂』に行った。
ここは、私がまだぴちぴちの非常勤講師だった頃、酒好きの先輩先生に教えていただいたお店です。
仙台のNHKの隣にある、こじんまりとしたバーです。
音楽好きの粋なマスターが1人でやっています。
カウンターの中に、グランドピアノがあります。
このお店の最大の魅力は、日替わり生演奏です。
こういうお店↓
http://homepage3.nifty.com/~nori-san/Ichouzaka/Ichouzaka.html
私はその若かりし頃、何度かここでフルートを吹かせてもらっていた。
でも常勤講師になって部活を持ったり、その後専任教諭に上がったりして忙しくなり、外でお酒を飲む気力もなかなか湧かなくなったりして足が遠のいてしまってた。
3月の初め、このお店を教えてくれた先輩先生に「マスターが『平野さんどうしてる?』って言ってたよ。今度行くベー。」と言われ、行こう行こうという話になっていた。
その約一週間後、地震が来た。
震災に遭ってしまったので、もちろんそれどころではなく、私自身が「音楽なんて役に立たない」と思ってしまったりして、そんな会話のこともすっかり忘れていた。
しばらくは「生活していくこと」しか考えてなくて、でも少しずつ仙台の街中が元気を取り戻してきて、私も街に行くようになったりして、何度か銀杏坂の前を通ったりした。
そのうちに「長い目で見たら、私にも音楽を通してやれることがあるかも」という気持ちになってきて、でもどう形にしたらいいか分からなくて、ふと「銀杏坂だったらとりあえずなんかやれるかも」と思った。
で、HP見たらこんな感じだったので(上のHP参照)、昨日、ふと思い立って行ってみた。
行くのは6~7年ぶり。
マスターは私の顔はもう忘れてしまっているだろうな、と思いながらお店に入った。
「どっかで見た顔だな~」とか言われながら、名乗ったらすぐに思い出してくれた。
お店にはお客さんが1人いた。
昨日はマスターの顔を見に行くだけのつもりだったんだけど、なんだか3人で話が弾んで、マスターに紅茶を1杯ごちそうになった。
震災のこと、ボランティアに行った岩沼のこと、閖上のこと、仙台の街中のこと、音楽のこと、いろいろ話した。
仙台の街中は一見元気に見えるけど、稼働率はまだ5割程度で、全然復興してない、とマスターは言ってた。
夜なんて真っ暗で人もいなくて、ここもお客さん来ない時は早く閉めるんだ。
そして、名物だった生演奏も、やっぱり演奏者がなかなか音楽に気持ちが向かなくて、震災以来生演奏は一度もやっていない。
でも、元気でいられる人は、元気に、酒でも飲んで明るくなればいいじゃない、音楽があればなおいいじゃない、と俺は思う。
と言ってた。
だから、この店でなんかやりなよ。
と、言ってくれた。
そう。私も背中を押してもらいに行ったってことなんだね。
だから、やることにした。
でも、まだノープラン。
一応考えてることとして、コンサートとかライブとかそういう仰々しいものじゃなくて、街に行ったら銀杏坂で音楽やってて、せっかくだから酒でも飲んでいこうかな、という気になりましたー、的な、気楽な形でやれたら、今の私の理想には一番近いかな、と思う。
この辺り、マスターと一致。
そこで、私の貴重な音楽仲間のみなさんへ。
音楽で街を元気に、なんて大それたことやきれいごとは言いたくない。
でも、音楽の持つ力も、人知を超えていると思うんです。
だからその力を信じて、私たち自身もその力に助けられながら、何かを発信していきませんか。
生演奏だから、いいんです。
できることで、いいんです。
そんな主旨に賛同していただける方、是非力を貸してください。
小さな始まりでも、それが大きな輪になったら、何かができるかもしれない。
繋がっていけるかもしれない。
そんな思いを、持ち続けたいと思う。
そんなわけで、このブログをたくさんの人が見てくれるといいなあと思う。
そして、興味がある人は是非コメントかメッセージをください。
私と直接知り合いじゃなくてもいいです。
偶然見た宮城、及び近隣のプレーヤーの方、是非、力を貸してください。