先日紹介したロバのパン屋さんのように、昭和40年代私の住んでいた大阪郊外の下町にはいろんな物売りが往来していました。
私が覚えている大阪独特の風物を今日から2,3紹介していきますね。
「わらびぃ~~~もち~~、わらびぃ~~~もち~~。」の威勢の良い掛け声とともにわらび餅屋はやってきました。
リヤカーの荷台に小さな屋台風の氷冷蔵庫を積んでいました。
当時の物売りはロバのパン屋さんを除き、ほぼ100%自転車か人力のリヤカーだったと思います。
わらび餅屋も自転車の後ろのリヤカーの荷台に小さな屋台風の氷冷蔵庫を積んでいました。
わらび餅とは簡単に言うとでんぷん餅です。
でんぷんを水に溶いて煮詰めて作るでんぷんのりの固いバージョンです。
関東の方にはくず餅と言うとピンとくるでしょうか!?
蕨の根っこから採ったでんぷんで作るのがわらび餅、葛の蕨の根っこから採ったでんぷんで作るのがくず餅です。
ウィキで写真見っけ!!
私が食べたのはこんな形じゃなかったなぁ~。
舟形、そうです銃弾を二つに切って尖がった方を二個くっつけたような形だったなぁ。
色は白と緑で緑は5,6個に1個ぐらいの割合だったでしょうか?
兄弟で緑のわらび餅を取り合ったのを覚えています。
氷冷蔵庫の中からこんにゃくや豆腐のように網でわらび餅をすくい上げ、舟形の経木(当時はタコ焼きなどもみんなこれ)に入れて砂糖入りの黄粉をまぶし、爪楊枝を刺してくれました。
いつも頼んでいたのは20円ぐらいだったかなぁ~?
定価はなく、払ったお金に応じて盛ってくれていたと思います。
関西では懐かしい、夏の風物詩でした。
