『当てもん屋』とは、さあ何のことでしょう!?Oo。。( ̄¬ ̄*)


当てもん屋とは駄菓子屋のことです。


関西独特の呼び方かもしれませんね。


昭和40年代当時、駄菓子屋はくじ引き商品のオンパレード、一回5円または10円。


くじ引きのことを「当てるもの」「当てもん」と呼び、駄菓子屋自体を当てもん屋と呼んでいました。


最近では大きなスーパーの一角に懐かしさを誘う復刻版の駄菓子屋さんがありますね。


つい先日も某イオンモールで見つけました。


商品を見てビックリ!Σ(゚д゚;)


めちゃくちゃ高い!!


モロッコヨーグルトが30円、さくらんぼ餅が40円。


懐かしさ満点でしたが、さすがに今では食べる気もしないので何も買いませんでした。



就学前から小学校まではほぼ毎日当てもん屋に入り浸りでした。


私の青春は当てもん屋にあったといっても過言ではないぐらい。


学校から帰ると宿題もせずに10円玉を握りしめて当てもん屋に駆けつけ、そこで学校の友達と会いさらに遊び呆けていました。


なにも悩みがない楽しい日々でした。




あっ、そうそう、幼稚園に上がる前だったかなぁ~?


私は母に「おかあちゃん当てもん屋に行くから10円ちょうだい!」とよく10円をねだったもんです。


母は「はい、これあげるからおばちゃんに10円でちょうだいって言うんやで!」と言いながら銅貨を一枚くれました。


当てもん屋に行くといつものように「おばちゃ~ん!10円で!!」と言ってお金を渡しました。


おばちゃんは「なに言うてんの!?これ5円やんか!」


私は幼心に母に騙されたことを悟りながら「そやかてお母ちゃんが10円やて言うたもん!!」と叫びながら半ベソをかいていました。


(当時の5円玉は確か国会議事堂のアップの絵で穴が開いてなかった。私には5円と10円の見分けがつかなかった。)


・・・・・・・・・・・・・


家に帰ると文化住宅(←後日説明します)の前で母は近所のおばちゃんたちと談笑していました。


母は私を見るなり「どうやった、10円で~って言うて来たか?」と不敵に笑いました。


私は満面の笑みを浮かべて「うん、10円当てもんしてきた!そやけど、おばちゃんが5円やて言うてた。」と告げました。


母は「そうか、そうか、分かった。明日も10円やろな!」と言うとまわりにいたおばちゃんたちも大笑いしていました。(大阪ではこういうのを「えげつない」と言います。)


なぜ、5円で10円分の当てもんができたのでしょう?


たぶん、当てもん屋のおばちゃんが私のこと不憫に思い、10円分の当てもんをさせてくれたのでしょう。


あとでうちの母が5円を支払いに行ったかどうかはわかりません。(行ってないと思います。)



翌日も母に10円をねだると案の定5円玉を渡されました。


私は「お母ちゃん、これ10円ちゃうで!5円やで!!」\(*`∧´)/


それ以来、もう決して、5円玉と10円玉を間違えることはありませんでした。