言葉が通じない時の対処法。 | 外国人と日本人の接点を増やす活動日誌。

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外国人と日本人の接点を増やすための活動報告日誌です。
現在はボランティアですが、2015年4月にビジネスとしてスタート予定。

とある統計によれば外国人の80%はノンネイティブ。
さらに日本に来る外国人の半数以上はアジア人。
アジア人(中国、韓国、台湾など)はご存知の通り
英語話せる人少ないです。

つまり、観光客で英語が完璧な人はほとんどいません。
本ガイドを通じて、ネイティブの方にお会いしたことは
一度もありません。

振り返るとかなりびっくりですね。

以前、こんな場面に遭遇したことがあります。
友人と国際交流のイベントをやった時、
アメリカ人とオーストラリア人が何やら議論していました。

僕は酔っ払っていて、少し離れた所にいたので
何を言っていたのか聞き取れませんでしたが、
明らかに意思疎通が上手くいっていないことだけはわかりました。

そうです、両方ネイティブなのに
お互い何を言っているのか、理解できていないのです。

なぜか?
それは英語にも方言があり、
地方によってアクセントとか
表現方法が全然違うからです。

例えるなら、
沖縄の人と青森の人が話してて、
全然噛み合わないみたいな感じです(笑)

ネイティブ同士でも伝わらないのなら、
それ以外の国の人とのコミュニケーションは
もっと難しいはずです。

だって、母国語じゃないんだし。

話は少し逸れましたが、
題目である「言葉が通じない時の対処法」
を紹介したいと思います。

ズバリ!!
Google 翻訳、使って下さい(笑)

これが本当に優れものなのです。
ちなみに本気で言ってます。

というのもその日にガイドした韓国人は英語NG、日本語NG
僕は韓国語NG。
信頼していた韓国語を話せるMさんが
なんと予定を勘違いしていて、来れなくなりました。

どーすんねん、オレ。。。

でもいつもガイドに誰かを勧誘する時、
「言葉通じなくてもなんとでもなるよん」
って言ってたので、ここは何とかせねば。。

前日に即席で覚えた韓国語の挨拶でツカミは成功。
しかし、その後はやはり噛み合わない。。

そんな時、その韓国人がgoogle翻訳で質問してくれました。

「彼女いますか?」

???

はじめの質問それなん???
ほっといてくれ、と思いつつ爆笑してしまいました。

その後は互いに緊張がほぐれ、
写真使ったり、その翻訳を使ったりで
コミュニケーションを取りました。

あー、英語できなかった時って、
いつもこんな風にコミュニケーション取っていたなって
すごく懐かしい気持ちになりました。

英語が母国語でも噛み合わない人もいれば
共通言語がなくても分かり合える人もいる。

要は言葉はただのツールでしかないということです。
使えれば非常に便利ですが、それだけです。

それ以降、僕はあまり言葉をいい意味で信用しなくなりました。

言葉とは裏腹に、っていう格言もある通り
あんまり良くないと思っていても
その人の前ではいいですねーとか言っちゃいます、
僕も。

だから本当に大事なことは、
その人の表情であったり、態度に現れると思います。
(だから女性は「態度で示して」って言うのでしょうか?)

事実この韓国人は非常に楽しんでくれて、
お礼のコメントや韓国のりなんかも頂きました。

会って、直接話して、
表情を見て、態度を見て、
はじめてその人のことがわかるのだと学びました。

とはいえ正直この回はいつもの3倍疲れました。
でもこうして振り返るとガイドしていて
一番いい勉強だったかもしれません。