ミッソーに伝えるべきかと一度、職員室へ寄ったが、あいにくミッソーは一時間目の授業があり、すでに体育館へ出向いたあとだった。
学園長室にはまだシスターミザリィに面会に来た千絵の両親がいる。
「とりあえず様子を見に行くだけなら」
ミサは自分に言い聞かせ、美紀の部屋のドアをノックした。
「美紀さん、私よ」
返事はなかった。
「眠ってるのかしら?入るわね」
ミサがドアを開けると、カーテンが引かれたままの薄暗い部屋のデスクに美紀の姿があった。
「美紀さん?体調はどうなの」
美紀はまるでミサの言葉など耳に入っていないかのようにパソコンの画面を凝視していた。
byジャニス
