終わりのハジマリ153 | ミッソー中佐

ミッソー中佐

ミッソー中佐の活躍

ミサは複雑な気持ちで純子の話を聞いていた。

例え純子がミサを騙し、トーマスの店に連れて行こうとしているのが事実だとしても、それ以前に自分が隆志を見殺しにしたことは紛れもない事実だ。

その罪は償わずに済むものではないだろう。

「私の話はそんなとこよ。親友のミサにだけは話しておきたいなって思ったの」

ワインの酔いが回ったのか、純子の以前と少しも変わらない様子にミサは少し救われた気がしていた。

「ところでミサはどうなのよ?ミッソーとはうまくいってるのよね?」

「うん、まあ」

「でさ、弘人さんとはどうなったの?」

その時、テーブルの上の携帯が鳴った。
byジャニス