終わりのハジマリ127特に変わった様子もなく、一日の授業を終え、ミサは職員室の机で模擬試験の添削をしていた。把握しているイジメグループのメンバーは、みな例外なく優秀な成績で、ミサは複雑だった。「ふぅ、終わった」テスト用紙をバッグにしまい帰り支度をしていると、机の上の携帯電話が振動した。見覚えのない番号だ。「もしもし、ミサ姉ちゃん?じゃーん!携帯ゲットしましたー!」ユーラからだった。「そう、良かったわね。それじゃこの番号、登録しておくわね。私ももうすぐ帰るから、ユキちゃんに宜しく伝えてちょうだい」ユーラの嬉しそうな声に、ミサも思わず微笑んでいた。byジャニス