終わりのハジマリ 95 | ミッソー中佐

ミッソー中佐

ミッソー中佐の活躍

無理大佐はそれでも車を止めようとしなかった。

ユーラが後ろを振り返ると、ユキがクラクションを鳴らしながら追ってくるのが見えた。

「早く止めて!止めてったら止めてよ!」

無理大佐は無言でスピードをあげた。

「馬鹿っ!」

ユーラはそう叫ぶと同時にパチッと指を鳴らした。

すると車はみるみるスピードを弱め停車した。

「ユキ姉ちゃん!」

ユーラは助手席を飛び出し、ユキの車に駆け寄った。

「ユーラちゃん、怪我はない?」

「うん、平気。ミサ姉ちゃんは?無理大佐がね、ミサ姉ちゃんがアンナ様に捕まったって」

「え?アンナって、あのアンナ?なんだかよく解らないけど、お姉ちゃんならついさっき電話があって…」
byジャニス