ユーラが後ろを振り返ると、ユキがクラクションを鳴らしながら追ってくるのが見えた。
「早く止めて!止めてったら止めてよ!」
無理大佐は無言でスピードをあげた。
「馬鹿っ!」
ユーラはそう叫ぶと同時にパチッと指を鳴らした。
すると車はみるみるスピードを弱め停車した。
「ユキ姉ちゃん!」
ユーラは助手席を飛び出し、ユキの車に駆け寄った。
「ユーラちゃん、怪我はない?」
「うん、平気。ミサ姉ちゃんは?無理大佐がね、ミサ姉ちゃんがアンナ様に捕まったって」
「え?アンナって、あのアンナ?なんだかよく解らないけど、お姉ちゃんならついさっき電話があって…」
byジャニス
