しかしユーラは出なかった。
学校からはもうとっくに帰宅しているはずだ。
心配になったミサは妹のユキに電話をかけた。
ユーラの通う中学校から自宅までを探してくれるよう頼むとユキは快く承知してくれた。
「うん、わかった。ちょうどこれから買い物に出ようと思ってたとこだから。ついでにお姉ちゃんちで夕飯食べてくよ。また帰る頃に連絡ちょうだいね」
ユキは二人の子供たちを車に乗せると、ユーラの中学校へ向かった。
ユーラの学校は、ちょうどミサのマンションとユキのマンションの中間辺りにある。
しばらく車を走らせると、偶然にも信号待ちをしている車の助手席にユーラを見付けた。
byジャニス
