ハジマリの終わり後日譚 446 | ミッソー中佐

ミッソー中佐

ミッソー中佐の活躍

ミッソー中佐は、演習場の中にある、小さな池に来ていた。

工作員の男が、泳いで向こう側へ行こうとしていた。

「馬鹿な奴だな。ここは温泉のすぐ近くだと言うのを知らぬと見える。せっかくだから、硫黄温泉に入るがいい」

ミッソー中佐はそう言うと、マッチを取り出して、火をつけ、池の中に放り込んだ。

硫黄の立ちのぼる池に火がつき、たちまち池全体が青白い炎を上げて、燃え上がった。

「わあっ!」

池の中央で、工作員の叫びが上がり、工作員の身体に火がつき、黒焦げの死体となって、池の表面に浮かんだ。

「あまりにも簡単過ぎる」

ミッソー中佐はそう言うと、次の獲物を追った。