ハジマリの終わり後日譚 430 | ミッソー中佐

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卑下総務大臣は首相官邸での閣僚会議を終えると、迎えの車に乗り、自宅へ向かった。

「工藤の奴、最近少し調子に乗りすぎているようだな。閣僚達から個人的に相談を受けているようだ。影の首相とも呼ばれているそうだな」

卑下総務大臣は専属運転手の三浦に言った。

「大臣、そのようですね。次の総理大臣は工藤防衛大臣だとのもっぱらのうわさです」

「気にいらんな。そのうち工藤の鼻をへし折ってくれるわ」

運転手の三浦がブレーキをかけた。

「三浦、どうした?」

卑下総務大臣は身を乗り出して前方を見つめた。