「太陽の子」を見ました。
第二次大戦の時
世界中で
原子爆弾を開発しようとしており、
日本もその中にいたのですね。
京大で原子爆弾を作る研究を
している長男役が柳楽優弥さん。
戦場から肺を患い一時帰宅している
次男役が三浦春馬さん。
家の取り壊しで同居するようになった幼なじみの女性が有村架純さん。
そして母親役が田中裕子さん。
海で入水自殺するのを
兄が止める場面がありました。
このドラマの中の三浦さんは顔も
骨ばっていて痩せていました。
役のためにだったのか
実生活でだったのか知る由も
ありませんが、
精神的に追い詰められていた
状態での
撮影だったとしたら
しんどかったろうなと
思います。
裕子さんも息子役で共演した
三浦さんの自殺はショックだった
ことでしょう。
広島長崎に原子爆弾が落とされ
次は京都だという噂がひろがり、
長男は母親達に疎開するように
すすめ、自分は比叡山で
原子爆弾が落とされる様子を
見ると言うのですが、
自分だけ逃げるわけにはいかないと
母親は拒否。科学者の母として残ると言いました。
優しいけれど凛とした
お母さんでした。
原子爆弾はアメリカが
広島や長崎に投下したことしか
知りませんでしたが、
我が国を含め
世界各国がその原子爆弾を
いち早く作ろうとしていたなんて
日本は被爆国と言っていますが、
逆の立場になった可能性も
あったわけですよね。
科学は戦争の為に
使わないでほしい。
人間が幸せになるために
使ってほしいものです。