あのね。あのね。

この部屋には、彼とあたしの思い出がたくさん残ってしまった・・・

あの部屋には、もうなにも残ってないの。

空欄になったあの場所を残しておくのは切なくてね。

切なくて、切なくて。

最初は見れなかったんだけど。

でも、見れた。


二人のやり取りは消えたの。

彼は、あの部屋から消えた。。。

それをともだちは自殺だと言った。。。

携帯の番号もメールも。

もう連絡先は知らない。

だから、自殺だと言った。

もうつながることがない点と点は。

自殺されて、突然連絡が取れなくなった人たちと。





そうかもしれないね。

そうなのかもしれない。

でもね、あたしはこういう関係をたくさん持ってきた。

突然連絡が取れないなんて、今に始まったことじゃないし。

もちろん自分がそうして来た事だってある。

まぁ、あたしの場合、しかとに値するんだけど。



どっちがいいのかな。

どっちも嫌だけど。

どっちがいいのかな。



周りのみんながね、あたしの気持ちを代弁してくれるんだ。

代弁してくれるんだけど、みんなストレートでね。

すっきりするんだけど、なぜか彼を守りたくなるんだ。

みんなはあたしのこの想いを恋だというんだけど。

あたしはね、恋じゃないと想ってる。

あたしの目的は、彼と共有してる、密接してる時間だと。


心。じゃなくて。体。


楽しかったのにな。くすくす笑って。じゃれあう時間。



それを彼に伝えられなくて。

ちょっと切ない。

伝え方を間違った故に、こうなってしまったと考えてる。

あたしは彼との未来は考えられなかった。

そう、あたしには、彼と未来を考えることなんてできなかった。

あたしに求められる将来を、彼には満たせなかったから。






ここで暮らしていくこれからなのに。

笑っていようね。お互いに。

ここで終われたことが。お互いに。



きっと、いいことだったと想う。