(続き)
岡: この作品に入る前に皆で写真を撮ったのですが、今見たら皆顔が丸い!今は皆痩せている。
この作品をやってたらどんどん痩せていくし、トレーニングどころじゃない。それぐらいすごくハードなんです。
優くんなんて本当にすごい痩せたもんね。
優: 最初から比べると7kg落ちました。
(客席から驚きの声)
痩せた痩せたって皆に心配されるんですけど、大丈夫ですから!この役は筋肉がないとできないし、体重もそれくらい軽くないとできない。
体重は減っても筋肉量は減っていない。
脂肪だけが落ちてる感じです。
なので本当に大丈夫です。
司: ここだけは是非見て欲しいと言う細かい点など教えてください。
優: 本当に全てが見所なので、ひとつだけって選べないけど…さっきエマも言ってたけどアクロバット。
この高いレベルのアクロバットが見れるミュージカルは日本ではまずないです。
ミュージカルと言いつつも、サーカス、マジック、色んな要素が入っていて、自分たちで言うのも何ですが、こんなに凄いメンバーが揃っているピピンを観れるのは今回だけです。
エ: 私は2幕ではキャサリンを演じていますが、1幕ではクラウンとして出たり引っ込んだりしてるので、ピピンという作品が舞台の上で出来上がっていくところを一番よく見れているかもしれません。
私はこの劇の中では「普通の生活」の部分を担当しているのですが、俳優陣の家畜の演技、必死さを是非見ていただきたい。
優: 岡田くんもブタの役演ってるもんね。ブタだけじゃなくて色んなシーンに出て色んなことしてる。
岡田くんも本当に大変。
司: 岡田さんはどういう心構えでブタを演じておられるのですか?
岡: エサがもらえて嬉しいって表現するようにしてます。
ブタの鳴き声を真似てみたり、(息を吸い込みながら)引いて鳴く声も練習してみたんですが、途中で咳き込んでしまったので使えなかったですが。
エ: ニワトリ役の俳優さんも稽古中に一番ダメ出しをもらったのが鳴き声のシーンで、何度も何度もやり直しをさせられたという経緯があってのあの “コケーー!”なんです。
だからそこにも注目してほしい。
優: 僕はあのシーンで、とても不安定で難しいバーに乗って最後にジャンプしないといけないんですが、その前にぐるっと後ろに回った時に、ちょうど3匹のブタが目の前にいるのでそれに一瞬癒され、よし!きっとジャンプも上手くできる!と思ってから前を向いています。
岡: 僕はママ役の霧矢さんと踊るシーン。
霧矢さん本当にお綺麗なんですよ。
ママだけどなんか違う関係というか…
(なかなか次の言葉が出てこず変な間に優くんとエマちゃんがツッコミを入れる)
エ: それだけじゃ今のところよくわからないけど。
優: なんなん、その感じ?
岡: 母とルイスという役を演じてるプレイヤーだけど、2人はもしかして私生活では付き合ってるかもしれないって想像しながら観てもらうと、また面白いと思います。
優: そうなんですよ、これは劇中劇だからそれぞれが役を演じてるプレイヤーなんです。僕も “ピピン”という役を演じているプレーヤーの1人。そういう目で見てもらえるとまた全然違う角度で見れると思います。
エ: 見終わってから言われてもね。
優: 明日もご覧になる方は是非そういう目線で見てみてください。
岡: あとこのお尻、実は中に入れてるんです(私わかってたでー😁)。日本人はどうしてもお尻が小さくてぺったんこなので、外国の方のようにかっこよく見せるために…
優: (立ち上がって外国人風の話し方で)ガイジンヤケド オシリ ペッタンコヤデ。ズボン ソノママ ヌゲルデ(笑)←驚き!
岡: 優くんは本当にお尻が小さい。
(この後優くんが何か言ってたけど忘れてしまいました💦)
司: では最後に城田さん、メッセージをお願いします。
優: もう全部言っちゃったけど…
大阪公演残すところ明日だけになりました。
明日のチケットはまだあります。
当日券もあります。
でも何度も観ている人にまた観に来てくださいって言うのはちょっと違うと思っていて、まだ観たことない人に勧めていただけたら。
1人でも多くの方にこの奇跡と魔法の世界を体験していただけたら嬉しい。
今日ご覧になって、この人に見てもらいたいって思った人に勧めてください。
何度も観てる方がまた来られるのも、もちろん歓迎します。…
とまだ話していたところで、司会者に「はい!ありがとうございます」とバッサリ遮られる(笑)
時間が押してたのかな。
客席から笑いが起こる。
優くん気を遣ってか、最後まで続けずそこで終わっちゃった。あそこは強気で押し切ってあと1,2行話して締めても全然良かったのにー!
と、私は思う。
にこやかに手を振りながら下手に消えていかれた御三方でした。
全部で20分ぐらいかな。
楽しいトークショーをありがとうございました!😊💕
2019.7.14