なんだかいろいろ無理になったので

海辺の兄の家に遊びに行くことにした


ホントは1週間くらいのんびりしたいけど

それもお互い気兼ねだし

兄も出張やら山やらで

それなりに忙しい


なので

日帰り





いよいよ梅雨模様

天気は今ひとつの予報だが

幸い雨は降っていない


外に出て駅への道を歩くにつれ

足取りが軽くなるのを感じる


いろんなことから逃げたかったんだな

外に出ることって

大事だ





仮住まいの不便さは初めからわかっていたので

不満はなく

陽当たりも風通しも悪くはないので

それなりに快適


生活はそこそこ落ち着いて

自宅からは少し遠く普段はあまり行かないスーパーに買い物にいくと

魚の種類が多めだったり

野菜のラインナップが違ったりで

それなりに楽しめるようになった


古い木造家屋の不安定さと

(多くを語るまい)

何より屋根裏に棲む害獣らしき気配や痕跡に

辟易していて

早期に管理会社に連絡したが大家が動かず

証拠を押さえて訴えてようやく

明日消毒会社の訪問にこぎつけた


やれやれ





通勤ラッシュの電車に乗り

一路

海方面へ

ターミナル駅から直通の電車に乗ってしばらくすると

車内は閑散



終点からさらにバスに乗る

兄には昼前に到着と伝えていたが

まだ10時



まあ

昼前には違いないからいいか



早く着いたので

海岸に寄って

海をのんびり眺めよう



海岸には誰も居らず

波の音と鳥の声


ポツリポツリと雨が降ってきたので

そこそこで歩き出す



少し薄日が差して

雨は酷くなることもなく

兄宅に到着




今日はあいにく富士山は見えない


家の中でも

風の音と鳥の声

窓からの緑に心が解ける




30年前

ジュネーヴのアンティークショップで

兄に買って帰った秤は健在




好きなコーナー





おにぎりと卵焼きをたくさん買って行ったが

土鍋ごはんも炊いてもらう

美味しい野菜もたくさん用意してくれたが

写真におさめる間も無く

お腹に収めてしまった




デザートに買っておいてくれた蓮根餅

お茶もとびきり美味しく淹れてもらう






ごはんもお茶も

後片付けもぜんぶお任せで

座ってるだけ


なんの意味もない

とりとめのない私のおしゃべりも

ずっと聞いてくれて

話せたことにホッとして

気付けば優しい雨の音

あっという間に夕方となる




帰りのバス停で

少し小降りになった雨





電車に乗り東京方面へ

夕刻車内はあっという間に混雑し

途端に現実に引き戻される




でも

現実でも

頑張らない

頑張ってもそうでなくても

たぶんたいした変わりはない



ほんの数時間の滞在だったけど

行けて良かった




行きも帰りも電車を間違えて

違うホームで待ちぼうけしたり

降りなくても良い駅で降りて時間をロスしたり

ぼんやりしているのか能力が低下したのか


深くは考えまい

回り道こそ人生


ということにしておこう



以前も

この言葉で終えた記事があった


回り道ばかりで

本道を歩く前に

人生終わるかもしれないが


それもまた

良し