80年代のドイツ。

アナーキストだった頃の爆弾が見事10年後に爆発。

社会的に成功したメンバーと今も社会からはぐれているメンバー。


若気の至りとして、資本主義の世界に順応するのか。

ひたすら抵抗し続けるのか。



「頑固な負け犬と勝ち組の戦い。」

「なりたくないんじゃなくて、なれないんだろ?」


勝っていても負けていても後ろめたさを感じるのだろう。


感じるもの。


これから目を逸らしてはいけない。




共同生活。


家族。夫婦。恋人。兄弟。姉妹。友達。

どの関係においても立ち入ってはならない部分が存在する。

さもないとその関係性は、途端に危うく、か細い線になっていく。


「知らないでいること」で繋がっている儚い関係。


血がつながっていようとも、いなくとも、


また同じなのではないか。




「知られていない」と思っているのは自分だけ。


周囲の人間が、


「知らないでいること」として


振る舞っている可能性もまた否定できない、


ということを忘れてはいけない。




眠り続ける青羽。

現実世界に絶望することで、

自らの想像世界に希望を見出す姿に、

その手があったか、と素直に思ってしまった。