Roadster☆≡man ~M~ -3ページ目

ゆらゆらへび

僕が幼い頃、近所に蛇が出るという事で大人たちが集まって、蛇を退治する事になった。
蛇にとっては非常に迷惑な事である。けれども人間にとっても非常に迷惑である。特に女のひとは、蛇に見つめられただけで失神もんだ。蛇の世界ではイケ面でも、人から見ればただの蛇なのだ。なかには、「へびに巻きつかれて死にたい」などとマゾなひともいるが、大半のひとは、そこに恋心などは抱かないと思う

そして大人たちは蛇を捕まえると焚き火の中へ放り込んだ。今思うと残酷だけど、幼かった僕には成すすべも無かった。それに加えて内気な性格だったから、なおさらどうこう言える問題ではなかった。
これも自然の摂理と今になって思う。
焚き火の中へ放り込まれた蛇がゆらゆらと天に昇って逝くのを僕はジッと見ていた。
今までその事は自分の心の中に封印してきた。そんな事を言えば間違いなく、何者かに狙われるか、精神病院に連れて行かれるかである。僕は臆病ものである。
密かにあの世の存在を信じて生きてきたのであります


初春の光の微粒子まだ君を忘られぬ我を溶かしたまえよ


君が亡き無意味な世界の昼下がり竹屋竿竹売る声響く

へびの入り口


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>「母」、「マザー」、「マム」、母にはいろいろな呼び方がある。母の日なるものもある。けれど僕には母と呼べる人がいない。僕がまだ幼い頃、家を出て行った。

それから僕は、「かわいそうな子」と呼ばれて育ってきた。何がかわいそうなのかわからず。かわいそうと言われる事がかわいそうだと思った。母の愛のある子と、母の愛のない子の溝。どうしても埋まることのない溝。僕は今でも、自分をかわいそうだとは思ったことはない。お袋の味なんて知らなくても、お袋の味の惣菜はスーパーへ行けば売ってるし、幸いにも僕は無口な方だから、母と子の会話もなくても生きて来れた。ただ満たされない孤独が有る事以外は

おふくろの味など知らず「おふくろの味」なる惣菜買いて食べみる

てのひらが君の乳房を包むとき我を捨てたる母を想いし

ひよこ

幼い頃、スーパーで親にひよこを買ってもらった。ひよこを買ってもらったというより、卵を買ったらひよこがおまけで付いてきたのだ。ひよこは僕を親だと思い、ぴーよぴーよと鳴いた。僕も渾身の名前をひよこに付けてあげた。「ぴーよ助佐衛門」略して「マカロニ」

あるときは猫の襲撃から身を守り、またあるときは共にみみずと戯れ、何とも仲むつまじく過ごしたのでした。しかし、事件は僕とマカロニに容赦なく、降りかかってきたのです。僕とマカロニにとって忘れられない事件。

大きくなったマカロニはにわとりとなり、朝日と共にコッケコッコーとおたけびを上げるようになったのです。もちろん団地に住んでいる僕たち家族へのかぜあたりは強く、マカロニとの決別を余儀なくさせられたのです。さよならマカロニ。

マカロニの行き先は、僕が小学校の帰り道に、よくコロッケを買った肉屋だった。今思うと残酷だったかも。けれどその時は、肉屋ならなんとかしてくれるという望みにも似た気持ちがあった。
そしてマカロニは、100円で売れた。その時、僕はマカロニの命の値段の安さにシヨックを受けたのだった。


春うららうららかな日の重たさよ君と別れる言葉をもちて

ひよこの入り口

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