こんにちは 佐々木啓乃(ヒロノ)です
最近、数人のご相談者から同じような話を聞くんです。それは、
「気学の勉強をしていましたが、先生が怖くて質問できないんです」というお話です。
先生の立場からすると、講座中にしょっちゅう質問されて中断されるのは不愉快なので、そういうことなのかな?と思いながら話を聞いていると
それが違うようで、質問の内容によっては答えてくれなかったり、顔をしかめたりするらしいです。受講生が気の毒だなあ・・・と思っちゃいました。
それについて、その先生の気持ちになって『なんで質問してくれるのに怒るんだろう・・・』と考えてみました。
そして気がついたのが、先生がわからない部分、曖昧な部分を質問されると怒るんじゃないか?と言うことです。
私も、自分が曖昧な部分を聞かれると心中穏やかではなく、微かにうろたえます。笑
でも、そう言う場合は「宿題にさせてね」と答える、と決めて処理しています。
その怒っちゃう先生も、曖昧な部分を聞かれて内心うろたえていて、それを悟られないようん怒ったり強い態度に出ちゃうんじゃないかと予想できます。
そして、同じ話を数人から聞く、と言うことは、曖昧な部分がありながらも先生をしている人が多い、と言うことです。
曖昧な部分がありながらも先生をしている
これって当たり前のことです。完璧な先生なんていません。ましてや気学の学びとなると、見えない「氣」を扱うのでなおさらです。
私も、曖昧な部分がチョコチョコあって、その都度自信を失ったり、自分にイライラしたりします。
じゃあ、曖昧な部分があるから先生をしちゃいけないの?というと、そんなことはありません。
だって、やっちゃいけなかったらこの世から気学の先生はいなくなっちゃいます。笑
ではどうすれば良いのか?
もちろん勉強は続けるべきですが、わからない部分を聞かれても怒らない人間力、強さを身につける努力をすれば良いのだと思います。
人間力なんて大げさなものじゃなくても、心で怒ってても顔に出さず、受講生のために自分の未熟さを悟られない演技をすればよいんです。
そうして宿題にさせてもらい、講座の後また勉強する。それの繰り返しをするんです。
つまり、技術の未熟さは皆同じだから、人間力の部分で差をつけよう、と言う話です。
まずは演技です。人間力がついてるような演技をして、徐々に実力をつけていくしかないんです。
だから、受講生からの質問は、実力ある先生になる貴重な体験です。私も心がうろたえながらも(笑)、質問に対応して日々勉強をさせてもらってます。
実力をつけるために、演技力も磨いているわけです。笑
何かの先生をやっている、教える立場、先輩の立場のあなた、わからないこと聞かれても、笑って演技して「宿題にさせてね」と軽やかにかわしましょう。
それを繰り返すうちに、良い先生になってゆくのだと思うのです。
それではこの辺で。
ごきげんよう
九星氣学エッセイでは、
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