夕方のブログに書かせて頂きましたが
今日から私が過去に経験したお仕事
に関して書かせて頂きます
エグいです。
宜しくお願い致します。
私には人生の糧となった経験がいくつか
あります。
そのうちの1つの経験は、
20代の後半から、30代前半にかけて
ハウスクリーニングの仕事をしていました。
最初はアルバイトだったのですが、
社員でどう?とお声掛け頂き
正社員として、現場で作業をしていました
一般家庭のお掃除もたまにご依頼を
頂きましたが、ほとんどが
賃貸物件の退去後のクリーニングでした
あれはまだ厳しい暑さが残る9月のこと…
翌日の現場の場所、メンバーを聞きました。
女性は私1人。他男性が2人の3人現場。
関東のある県での戸建てのクリーニング。
ん…まぁ、一戸建て3人…妥当な人数ですが、
メンバーが…良すぎる
私のことはさておき、他2人はパートですが、
めちゃくちゃ仕事ができる2人なんです
おかしい…
私は現場の予定を立ててる人に確認しました…。
…やっぱり…
男性が一人で住んでいて病気のため
その戸建で亡くなっていました。
しかも、かなりの吐血をしていたと…。
仕事です。逃げるわけにはいかない
私は翌日のメンバー2人と打合せし
色々な状態を想定し万全の準備で挑みました。
翌朝、現場に着きました。
防犯上、玄関、各窓の施錠は勿論のこと、
雨戸も締め切っている状態です。
事情がわかっているのと、天気が曇りという
こともあり、雰囲気が出ちゃってます
この戸建に入るのかぁ…。
正直、勢いがないと一歩が踏み出せません。
取り敢えず皆で一服しました。
仕事が終わらないと帰れない
「取り敢えず私が入って窓を全部開けるから、
道具を降ろしてください。」
そういうと、玄関の鍵を取り、鍵を開け
勢いをつけて玄関ドアを開けました
室内はブレーカーも落とされているので
日の光でしか見えませんが思ったより
血液が見えない…血液の臭いがしない…
他の二人に声をかけて一度それぞれ
どこから作業を始めるか打合せしました。
一人が窓関係、もう一人が浴室、私がキッチン、
から作業開始となったとき、
ん…床のフローリングが真っ黒…。
良かった
こんな事もあろうかと、ポリッシャーという
道具を持ってきてました
このポリッシャーは丸型のブラシから
洗剤を出しながらクルクル回転する物で
ビルの床なんかを掃除する時に使います。
男性の一人にそのポリッシャーでの
床掃除を先行でお願いしました。
いざ、作業
男性がポリッシャーを回した途端、
まるで血を頭から浴びせられたような、
強烈な血の臭いっ
床の黒い汚れ…それが
全て 血 だったのです
夏で猛暑の時期の為、乾いて変色している血に
洗剤の水分がかかって、また液体の
血に戻ったのです
男性2人はノックアウト寸前
私も一旦戸建てから出ました
この仕事の辛いところは、
終わらないとか〜え〜れ〜な〜いっ
床の黒ずみが 血 ということは、
台所、トイレ、二階の布団が敷いて
あった和室…
ほぼ全滅かぁ…
作業車の中でタバコを吸いながら、
腹を決めたのです