作者:貴志祐介
総合:3.5
バイオホラーミステリ?、グロ、教養

あらすじ:北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。
恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。
さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。
アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?
前人未到の恐怖が、あなたを襲う。

感想:よく取材してしっかり書き込んで重くよくしあがってるなーって感想。私はあんまり好きではない。とにかく心理学と線虫の感染症と宗教的な蘊蓄が長いので一冊読み終えるとちょっと勉強した気分になる。どんでん返し的な結末を期待してたけどそーゆうのではなかった。
女性より男性のが好きそうである。でもあれだけ蘊蓄盛り込んで読みにくいのに最後までノンストップで読ませる筆力はさすが貴志さん!私の点数はあくまで個人的なものなので世間的にはもっと評価されてるのであろう。