作者:米澤穂信
総合:3.8
ミステリ、短編集、後味悪い

あらすじ:第27回山本周五郎賞受賞
2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位
2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位
2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位

2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、米澤ワールドの新たなる最高峰!

人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇 する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生!

感想:この本もう2回くらい読んだのにまた間違って借りてしまった…。そのくらい特に強い印象は残さないちょうどよく読みやすい本である。なんか沢山賞とってるけどこの作者さんなら「儚い羊たちの祝宴」とか「追想五断章」の方が好きである。でも何回読んでも新鮮に面白いし、間違って借りてしまった悔しさも少ない!おすすめ!