最近は、ややヅカ熱が冷めている感はありますが、それでも贔屓の月組公演は気合が入るというもの!
図らずも初日となった19日、シアターオーブに駆け付けました。
 
 
 -人間をあの世に送るのが生業の死神が、人間の心の機微を知るべく休暇を取って人間界に下りて来た-という今作品は、「『ファントム』と『エリザベート』を足して2で割り、ブロードウェイの華やかさを付け加えた感じ」とでもいいましょうか!?
 
 
 多少中だるみのシーンもあったものの、主人公とヒロインばかりでなく、各カップルのエピソードも織り込まれ、なかなかの秀作でありました。
 ただ、楽曲の難しさといったら!!!
“歌い上げる系”の曲が多く、声量も必要となる難曲ばかりゆえ、演者の皆さんは大変だったと思います。
ただ、“手に汗握り&ハラハラドキドキもの”の演者はいませんでしたが・・・。
 
 
 主演の月城かなと氏(以下敬称略、)は「陰・陽」で例えるなら「陰」だと思うのですが、今役はまさにハマり役だと言えるでしょう!
妖しさの中にノーブルさもある彼女の魅力が、生かされた舞台でした。
 また、芸達者な風間柚乃氏と彩みちる氏は、ともに父親や祖母という難役をこなし“脱帽モノ”ですし、佳城葵氏の相変わらずの滑舌の良さと演技力の高さは、この物語の良いスパイスとなっています。
 若手では、瑠皇りあ氏がその美貌も相まって目立っていました。
 
 
 

■相変わらず下手くそな画像です(恥)。
それでも、れいこ様の麗しさは伝わりますよね。
 
 
今日の配信も観ようっと。
しかし、シアターオーブの導線ってどうにかならないのかしらね!?