だいぶ時間が経ってしまいましたが、観劇記録ということで簡単に記しておきたいと思います。

 

 

NODA MAP

『Q』-A Night At The Kabuki-

9月7日(水)・13時公演

1階前方列センターにて観劇

 

 

 『ロミオとジュリエット(瑯壬生と愁里愛)』を源平合戦の時代に置き換え、さらに二人は生きていた-という、大胆な解釈で紡がれたストーリー。

 しかし、「運命、いや、宿命は、人間がどう足掻こうとも変えることが出来ない」のでありました。

 

 

 松たか子・上川隆也・広瀬すず・志尊淳・竹中直人・橋本さとし・羽野晶紀・小松和重・伊勢佳世・野田秀樹(敬称略)といった豪華な役者陣が一堂に会するだけでもスゴイことなのに、さらに彼らが「心に染みる上質な舞台」を観せてくれるのだから、もう号泣モノですよ!!

事実、終始泣きっぱなしのワタクシでした。

 

 

 そのうえ、全編に流れるクイーンの名曲がさらに舞台に彩を添えているのです。

野田氏曰く、今舞台は彼らの名盤『A Night At The Opera』からインスパイアされたとのことですが、今更ながら両者の感性と融合にただ、ただ脱帽です。

 また、『~At The Kabuki』だけに(?)、『俊寛』を彷彿とさせる場面があるのも心憎い演出です(←ここは号泣必至ですが)。

 

 

 瑞々しいヤングR&Jの広瀬さんと志尊さん、さすがの貫禄で魅せるオールドR&J(←失礼)の松さんと上川さんを中心に、芸達者が脇を固める舞台は一見の価値あり!です。