宝塚歌劇花組公演
『MESSIAH (メサイア) -異聞 ・天草四郎-』
『BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-』①~⑤
①9月11日(火) 18時半~
1階4列34番
②9月26日(水) 13時半~
1階21列38番
③9月26日(水) 18時半
1階4列47番
④10月6日(土) 11時~
1階21列41番
⑤10月13日(土) 11時~
1階14列22番
東京宝塚劇場にて
“仙名ショック”で意気消沈してしまい、さらに延びそうな観劇記(録)でしたが、何とか記そうとPCの前に向かっています(←おい、仕事中だぞ!)。
-天草四郎が実は倭寇(or海乱鬼とも)と称される海賊だった-という大胆な発想の下に描かれた『MESSIAH』。
例によってツッコみどころ満載の作品ですが、初見から号泣してしまいました。
四郎が民衆に問う「何故神は生きている者を救わないのか!」という台詞は、かつて島原の地を訪れキリシタン文化に触れた際に私が最初に感じたことでした。
そして、その後の「神は皆の心の中にいる!」という台詞は、ちょいとスピリチュアルを聞きかじった現在の私の思いと同じなのです(←引かないでくださーい)。
この場面が、これらの台詞がこの作品の鍵となって、私の心に響いたのは間違いないでしょう。
『BEAUTIFUL GARDEN』はまさに「百花繚乱」という副題のとおりの華やかで美しいショーで、『MESSIAH』での涙をきれいに拭ってくれる作品です。
パターン化されているとはいえ、「宝塚歌劇を観た!」という気にさせてくれる舞台は何ものにも替え難い魅力があります。
5組の中でも役者陣が充実している花組(←すみません、一番の贔屓組なもので)だからこそ!とも言えますが、本当に目が足りません。
ただ盛り上がるとはいえ、歌謡曲のオンパレードは個人的にはあまり感心しませんが(←洋楽でも同じです。まったくファンはワガママですね)・・・。
本当はもっと記したいことがあるのですが、なんせ仕事中ですので(汗)今宵は、いえ今日はここまでとさせていただきます。
それにしても、「リピートは3回まで」の掟をいとも簡単に破らせてしまう花組の威力は、やはりスゴイのだわ(←すみません、一番の贔屓組なもので)!!