宝塚
宙組公演『WEST SIDE STORY』
1月16日(火) 11時~
1階10列13番
東京国際フォーラム ホールCにて
「ミュージカル界の金字塔的作品が、宙組新トップコンビのプレお披露目公演として上演される」と聞き、1年ぶりに国際フォーラムまで馳せ参じました。
『WSS』といえばやはり劇団四季の舞台が真っ先に思い浮かびますし、私自身もトニー役は山口祐一郎氏が、アニタ役は保坂知寿氏がベスト!だと思っているので、なかなかそれを崩すことはできまいと思っていました(←ちなみに、当時保坂さんはなんとマリア役とアニタ役でキャスティングされていました)。
しかし、それはいい意味で裏切られたのです。
真風涼帆氏のトニーはどこか素朴さもあり、少年から大人になる過程で味わうもどかしさや、どこか不安定な感情の表出が上手かったですし、和希そら氏のアニータ(←宝塚では発音に近いこの表記でしたので、こう記させていただきます)は男役ならではの押し出しの強さに加え、豊かな表現力で他を圧倒していました。
またヒロイン・マリア役の星風まどか氏の初々しさはもちろんのこと、ベルナルド役の芹香斗亜氏、リフ役の桜木みなと氏、チノ役の蒼羽りく氏、グラツィエーラ役の結乃かなり氏、ドク役の英真なおき氏、シュランク警部補役の寿つかさ氏らが特に印象的で、期待に違わぬ舞台であったと思います。
『WSS』は非行少年たちの縄張り争いを通して、今もなくなることがない人種差別や貧困問題、虐待問題等が透けて見える作品です。
初演から何年経っても色褪せないのは、脚本や楽曲、ダンスの素晴らしさはもとより、こういった普遍的なテーマがベースにあるからではないでしょうか。
悲しいことですが。
何はともあれ、あの金網降りも観れたし、和希氏のアニータも観れたし、大満足の観劇となりました。
【おまけ】
①今回はオーケストラが入っていますので、最前列は5列となるようです。
②この日は悠未ひろさんがご観劇でした。