宝塚歌劇花花組公演『はいからさんが通る』

10月29日(日) 15時~

2階G列30番台

日本青年館ホールにて

 

 

 -いやぁ~、面白かった!

原作ファン(←私っす)もこれなら満足です。

ちゃんと要点は押さえてありますし、それぞれのキャラクターも立っていました。

でもさすがに、印念中佐の“点々まゆ毛に富士山くちびる”の再現は難しかったようですね(笑)。

 

 

宝塚歌劇なので一応少尉(=伊集院忍)が主人公ということになってはいますが、インパクトや台詞の多さからみてもやはり主役は紅緒だと思います。

その花村紅緒を演じた華優希さんは、まだ100期生なんですね。

その一生懸命さが、紅緒のがむしゃらさや無邪気さにリンクしていて好感が持てました。

ただ、お歌は・・・これからかしら。

台詞も数回噛んでいましたね。

 

 

少尉役は路線街道爆走中の柚香光さん。

独特の顔立ちと華やかさは大きな武器ですし、得意のダンスだけでなく芝居や苦手とされている歌も向上されているようです。

この伊集院少尉も抑えた演技で好演でした。

ただ、抑え過ぎたきらいもあるかしら!?

 

 

それから、個人的に推しの鳳月杏さんの青江冬星編集長は若干ヅラが気になりますが(←マンガのヘアーは難しいのよね)、雰囲気といい、台詞回しといい、クールで知的な冬星にピッタリでした。

何ならスピンオフを作って欲しいくらいです。

ちなみにコミックでは番外編として、彼のその後を描いたストーリー(→外国を訪れた際に紅緒によく似た少年と出会い・・・)が収められています。

 

 

また、出番は多くありませんが、“黒い狼”こと鬼島森吾軍曹を演じた水美舞斗さんのカッコよさにも目を奪われましたし(←当初、柚香さんより彼女の方が少尉役に合うと思っていました。見た目のことね)、後に彼の恋人(いや伴侶か)となる北小路環役の城妃美伶さん、花乃屋吉次の桜咲彩花さんらも印象に残りました。

 

 

でも何より拍手喝采だったのは脇の面々-伊集院伯爵役の英真なおきさん、その夫人の芽吹幸奈さん、ばあやの新菜かほさん、如月の鞠花ゆめさん、牛五郎の天真みちるさんらの見事な演技でした。

さらに、あのむさ苦しい高屋敷要に亜蓮冬馬さんという美形な生徒さんを当てたのは意外でしたし(←彼女、軍服が似合いそう)、何よりもったいないと思ったのは和海しょうさんでした。

裏を返せば何役もの彼女が観れてお得!とも言えますが、芸達者な彼女の固定キャラが観たかったですね。

 

 

何はともあれ、楽しい楽しい舞台でした。

求む、DVD化(←大和和紀先生、お願いします)!!