宝塚歌劇
雪組公演
『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』②~③
②6月27日(火) 13時半~
1階16列25番
③7月 6日(木) 18時半~
1階 2列16番
東京宝塚劇場にて
余計なことを考えず俯瞰したら面白さが分かってきました。
こういうコメディは、つべこべ言わず楽しんモン勝ちですね。
-不治の病に侵された主人公が、死に場所を求めて品川宿の遊郭にやって来るのですが、そこでの凄まじい「生」を目の当たりにし生きる意味を見いだしていく-というのが大まかなあらすじです。
町人文化が花開いた江戸(時代)は、それはもう喧しく賑やかな時代でしたが、この物語の登場人物たちも様々な思いを抱えながらも逞しく生きています。
その逞しさや人間くささが主人公の生きる糧となるのですが、このあたりの飄々とした演技が上手いですね、早霧さんは。
相手役の咲妃さんも、気が強くおきゃんな遊女を好演していますし(←実は彼女の声が好みなのでした)、望海さんも相変わらずの滑舌の良さで魅せてくれます。
盤石の“トリデンテ”ではありますが、その分若手があまり育っていない気がするんですよね(←雪組若手ファンの皆様、ごめんなさい)。
長州藩士の面々も何だか弱くて、煌羽レオさんしか目立たないのです。
真那春人さんや久城あすさん等ではダメだったのでしょうか。
まあ、若手育成と考えれば仕方がないのかも知れませんが…。
何だか『幕末太陽傳』のことばかりになってしまいましたが、最後に『Dramatic“S”!』についても少し。
相変わらず忙しいショーですが、(トップコンビ以外の)退団者の魅せ場が比較的多く作者の愛を感じましたね。
娘役だけの銀橋渡りもGOODですし。
あ、唐突感があった「ベサメムーチョ♪」も慣れたようです(笑)。←黒燕尾はカッコいいけれど。
これで、ちぎみゆコンビも見(観)納めとなりました。
個人的には歌上手ジェンヌが好みゆえ、「全面的に応援します!」という訳ではありませんでしたが、良いコンビだったと思います。
千秋楽まで元気に駆け抜けていただきたいです。