宝塚歌劇月月組公演
ザ・ミュージカル『グランドホテル』
モン・パリ誕生90周年 レビューロマン『カルーセル輪舞曲』
①2月23日 (木)18時半~
1階    7列42番
②3月19日 (日)15時半~
1階10列20番
東京宝塚劇場にて


『グランドホテル』は「(大人のための)上質なミュージカルを観た」という気にさせてくれる作品でした。
ただ時間の制約ゆえ、各登場人物の人となりや心模様の描き方に少々深みが足りない部分があるのは否めません。
本来なら“一本物向きの作品”なのでしょう。


『カルーセル輪舞曲(ロンド)』は、日本で初めて上演されたレビュー『モン・パリ』へのオマージュとも言うべき作品で、様々な国の様々な景色を味わえるショーでした。
当初はもっとレビュー色が強い舞台を想像していたのでちょっと拍子抜けした感はありますが、これはこれで面白かったです。
 
 
芸達者が多い月組ですが、やはり私は愛希れいかさんに目を奪われます。
歌(←ソプラノではありませんが)、ダンス、芝居と、どれをとっても上手いのはもちろん、どこにいても目立つのです。
これこそ“陰のトップ”と称される所以なのでしょう(←これは決してトップスターを揶揄しているのではありません)。
 
 
また、新トップスターの珠城りょうさんの凛とした佇まいと広い肩幅(笑)にはグッときましたし、朝美絢さんと暁千星さんの清涼剤のような爽やかさに癒され(←正直、暁さんの台詞回しはまだまだですが、あの天性の華やかさはスターの資質十分です)、実力派の宇月颯さんや輝月ゆうまさん、そして専科の華形ひかるさんの演技に魅了されました。
美弥るりかさんの抑えた演技も良かったですね。
そして、エトワールの麗泉里さんの美しいソプラノに聞き惚れた充実の月組観劇でありました。