*またもや振り返りの観劇記となりますが、どうかご容赦を・・・。
宝塚歌劇
花組公演
『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』
『TAKARAZUKA∞夢眩』①~⑥
①3月1日(土) 11時 1階17列48番
②3月2日(日) 11時 1階12列 3番
③3月2日(日) 15時 1階14列63番
④3月3日(月) 13時 1階13列11番
⑤3月4日(火) 11時 1階 6列49番
⑥3月4日(火) 15時 1階15列47番
宝塚大劇場にて
「男役・蘭寿とむ」のラスト・ステージを目に、そして心に焼き付けるべくムラまで遠征してきました。
4日間で6公演観劇という、ちょっとした荒行もなんのその!
いえいえ、荒行なんていったらバチが当たりますね。
毎日感激で観劇できて幸せだった~!!と訂正させていただきます。
**********************************************************
-『ラスト・タイクーン』は、大物プロデューサーで“ハリウッドの帝王(=タイクーン)”と呼ばれたモンロー・スターの愛と闘いの半生を描いた物語である-
私はこの手のバックステージものは好みなので期待を持って(観劇に)臨んだのですが、初見の印象は「うーん、分かるんだけど主役の人物像が薄いなぁ。」という、ちょっぴり残念なものでした。
モンローの映画に賭ける情熱や当時の映画作りのノウハウなど興味深いポイントはあるものの、彼の心のもっと奥深い部分をその生い立ちや恋愛観、さらには死生観をも絡めて描いた方がより共感できるのではなかったかと思うのです。
いっそ一本物にした方が良かったのではないでしょうか。
でもやはりラストは(多少強引なきらいはありますが)主人公と現実の蘭寿さんとがオーバーラップし、グッときます。
私なんぞ毎回泣いていましたわ。←泣かせるような台詞がてんこ盛りですもの。
これぞ“退団用台詞マジック”ですね。
そうそう、冒頭に「初見の印象は」と記しましたが、意外にも2度目、3度目・・・と観ていくうちに面白くなっていったんです。
これは単なる慣れなのでしょうか!? それとも!?
まあ、蘭寿さんのモンローはとても魅力的なので(←特に車から降りてきてサングラスを外すシーンなどはヨダレものです)、彼女だけ観ていても損はさせませんが。
最後に蘭寿さん以外で気になった生徒さんを挙げておきますと、ヒロインのDV的恋人役の望海風斗さんと数役をこなしていた鳳真由さん、ヒロインの友だち役の仙名彩世さんらが「記憶」に残りました。
**********************************************************
-『TAKARAZUKA∞夢眩』は、そのタイトルどおり宝塚歌劇と蘭寿とむの持つ無限(夢眩)の可能性を独特の世界観で描いたファンタジーである-
もうね、いろいろなブロガーさんが記されているように、まさしく『齋藤吉正ショー』でしたわ。
アニソンあり、懐メロあり、ラテンあり、マイコーあり、王道あり(ふぅ)・・・と、様々なエキスを混ぜた濃厚ジュースという感じでしょうか。
面白いか否かと問われたら、たぶん「面白い。」と答えると思いますが、ただ惜しむべきは「蘭寿とむというトップスター」にあてて書かれていないこと!
いや、書いているのかも知れませんが、私にはあまりそれが感じられませんでした。
でも、そこは「ショー・スター蘭寿とむ」と「花組」ですからね。
魅せてくれますよ。
なかでも、やはり「騎士」と「黒燕尾」のシーンは『ザ・宝塚』ですし、特に群舞@黒燕尾での蘭寿さんと月央和沙さんの二人のダンスにはうっとりします。
また、何かと話題のKENTO MORI氏振付けの「銀狼」のシーンでは蘭寿さんはもちろんのこと、高翔みず希組長のカッコよさと月央さんのモヒカン姿に目が釘付けでした。
それから、応援している羽立光来さんのまるで娘役かと思うほど美しい歌声(=カゲソロ )が聴けたのも喜ばしいことでした(←『ラスト・タイクーン』でもクラブのシーンで彩城レアさん、和海しょうさんらと歌っています)。
とにかく肩の凝らないショーでありました。