宝塚歌劇雪組東京特別公演
『Samourai(サムライ)』
1月15日(日)
11時~
1階J列41番
日本青年館にて
-これは日本人ながらパリ市民のため、フランスのため、そしてサムライとしての己の誇りのため普仏戦争に身を投じた実在の人物・前田正名の物語である-
『仮面の男』のリベンジだぁーい!とばかりに、観てきましたぁ雪組公演(←ちょいと日が経ってしまいましたが)。
「明治政府が建国されて間もなくフランスに渡った日本人」。個人的にワールドワイドな人物が好きなせいか、このテの作品に弱いんですよね、私。
あえて予備知識は入れずに観劇に臨みました。
開幕は音月桂、早霧せいな、緒月遠麻の3人による連獅子です。
観ていてあたしゃ、思わず「中村屋っ!」と叫びそうになりましたよ、オホホ。
お正月らしくて粋な演出でした。
主人公・前田正名を演じる音月桂さんは、爽やかで真っ直ぐな青年(役)がよく似合いますね。
侍姿も凛々しく、彼女の沖田総司(=『星影の人』)が観たいと思いました。
歌も芝居も素晴らしく、その輝きにクラッときてしまいましたぁ。
また、同胞・渡会清弦役の早霧せいなさんは一見粗野ながらも情に熱い男をユーモアを交えて演じていて、とても好感が持てました。歌も努力のあとが見られましたし・・・(←なによりキレイなのよね)。
それから、坂本龍馬とフルーランス少尉の二役を演じた緒月遠麻さんはどちらかというとノーブルな雪組においては個性派とでもいいましょうか。濃ゆいんですよね、全体的に(←宙組でいったら悠未ひろさんタイプかな)。今回の二役も存在感バッチリでした。
それから、マリー役の舞羽美海さん。
日本人に、そして正名に対する感情の変化というか、ゆれを上手く表現していたと思います。
自身の生い立ちを正名に語るくだりはいじらしくて、男性ファンならずともキュンときましたぁ。
その他にも悪役ながらインパクト大だった大湖せしるさんをはじめ、それぞれの生徒さんがそれぞれの役を生きているのが感じられて、なかなか観応えのある作品でした。
*大ちゃん(鳳翔大)も雪組に組替えだし、なによりキムみみコンビもちぎちゃんも素敵だったので(←これまでも観ているのに今頃気づく私)、これから雪組も要チェックだわっ!